IKEA「シナモンロール」を最高においしく食べるための“意外なひと手間”
おいしいけれど要注意。
大手チェーン店でよく見かける人気フード類。気になっていてもいざ手を出せずにいる商品ってたくさんあると思います。その一つが、IKEA(イケア)。北欧スウェーデン発の世界最大の家具メーカーですが、フード類が充実していていますよね。しかも安くてパッケージがオシャレなものが多いので、気になっている人は少なくないはず。
前回はレストランでも提供されている定番商品のスモークサーモンについてご紹介しましたが、今回はもう一つの看板メニュー「シナモンロール」です。
【前回記事を読む】⇒IKEA「冷凍スモークサーモン」が1299円でも“お買い得”!大きくてしっとり柔らかい
シナモンロールと言えば、アメリカのビッグサイズの甘―いものを思い浮かべますが、実はスウェーデンが発祥。スウェーデンにはお菓子とお茶を楽しみながらティータイムを楽しむ「フィーカ(fika)」という習慣があり、シナモンロールはフィーカの代表的な焼き菓子として愛されています。
そこで今回は、スウェーデンのシナモンロールを手軽に食べられるIKEAの冷凍シナモンロールがどんな味わいなのかを、実際に焼いて食べてみた感想も含めてレポートしていきたいと思います。
現在IKEAで販売されているシナモンロールは「KAFFEREP(カッフェレプ)シナモンロール」という商品。冷凍商品で6個入りが499円。レストランでは1個100円で提供されているため、自宅で焼くほうがお買い得ということになります。
原材料において特筆すべきは、シナモンの他に「カルダモン」というスパイスが使われていること。カルダモンは甘くエキゾチックで、すーっと爽やかな強い香りをもち、“香りの王様”、“スパイスの女王”と呼ばれています。またトッピングには白いアイシングではなくニブシュガーと呼ばれるゴマ粒状の砂糖がトッピングされています。この2点はスウェーデンのシナモンロールに共通しているポイントで、それらを気軽に味わえることこそ、IKEAの強みと断言できます。
まずはレストランで焼かれているシナモンロールをお手本として食べてみました。ある程度しっかりとした甘さはあるものの、スパイスの香りと程よくマッチしていてアメリカのものより上品なバランスです。
また小ぶりなサイズ感でありながら、バンズの食感はしっかり固めなので、食べ応えは十分。ブラックコーヒーやミルクティー、牛乳にも絶妙にマッチするので、大人も子供もシーンを問わずに楽しめそうです。
そしてこのおいしさを自宅で楽しもうと、冷凍タイプを購入して焼いてみたところ、問題がが起こりました。
袋裏面の焼き方を確認したところ、余熱したオーブン180度で14分間焼くとあります。私はこれを忠実に守って焼いてみたのですが、なんだか様子がおかしいことに気がつきました。
14分後、オーブンの扉を開けてみたところ、お手本のような焼き上がりにならなかったのです。パン生地部分が白く、しっかり焼けていない様子。
おかしいなと思って、サイトで調べていくと、商品のレビューは2.5と低く、同じような悩みを持つ人が多数いることに気がつきました。これは商品が悪いのではなく、日本のオーブンでは焼き方を工夫しなければならないということなのかもしれません。何度か焼き方を試した結果、ある結論にたどり着きました。
IKEAレストランで食べられる100円シナモンロール
表示通り焼くと、うまく焼けない!
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