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Netflix『離婚しようよ』が抜群に面白いワケ。色気が凄い錦戸亮、欲望まみれの松坂桃李に沼る

Netflixで独占配信されている松坂桃李×仲里依紗のドラマ『離婚しようよ』が抜群に面白い! Netflix内の週間ランキング(6月26日~7月2日)で国内1位、グローバル(非英語圏)でもトップ10にランクインして、話題を集めています。

Netflixシリーズ『離婚しようよ』独占配信中

双方気持ちは冷めきっているのに、それぞれの事情ですぐには離婚ができない女優と政治家の夫婦。そんな夫婦のすれ違いと生き様をコミカルに描いている、本作の魅力をご紹介します。※解禁されている予告・映像以上のネタバレはありません。

タイプの違うダメ男ふたりをはじめ、憎めないキャラばかり!

結婚5年目となる、温室育ちの愛媛県の三世議員・東海林大志(松坂桃李)と、愛媛県を舞台にしたドラマ『巫女ちゃん』でブレイクした国民的女優の黒澤ゆい(仲里依紗)の夫婦を中心に繰り広げられるコメディ作品。松坂と仲が、今までにない役柄で新境地を見せると共に、ふたりを取り巻く一癖も二癖もあるキャラクターを俳優陣が体当たりで熱演しています。
Netflixシリーズ『離婚しようよ』独占配信中

Netflixシリーズ『離婚しようよ』独占配信中(以下同じ)

どの役も自分の欲望に忠実で、とってもチャーミング。役者たちの確かな演技で、観る者を飽きさせません。なかでもアラフォー世代の女性に推したいキャラクターがふたり!

ダメさが可愛すぎる! おバカな松坂桃李

ひとり目は、前出の松坂桃李演じる主人公・大志です。 大志は、甘やかされて育った、まさにお坊ちゃんです。秘書・早乙女(尾美としのり)の言葉を借りるなら「安いんだよ いちいち発言が」だし、漢字も読めないし、失言もする。その上、浮気まで。なお女子アナ・三俣桜子(織田梨沙)との浮気について、担当弁護士・印田薫(板谷由夏)に説明を求められたときの返しがこちら。 「妻との関係が“む~っ”て時に、女子アナに“おっ?”ってなって、“わ~”ですよ

Netflixシリーズ『離婚しようよ』独占配信中

本当に政治家なのでしょうか? 更に、双方の弁護士立ち会いのもと離婚協議を行う際に、挿入された大志の心の声も “おバカ”そのもの。 「ゆいってやっぱきれいだな。久しぶりに会うから、気合い入れてきたのかな?」「印田さんもきれいだなぁ〜しかもノースリーブ」「ブラのひも見えてる。見せてる? どうした? まさか張り合ってる?」「二の腕フェチの僕には……うーん 甲乙つけ難い」 って離婚協議中ですよ! もう挙げればキリがないほど、終始おバカ炸裂(さくれつ)なのです。これが映画『流浪の月』で、複雑で繊細すぎる役を演じた俳優と同一人物なのでしょうか…。しかし、さすが松坂桃李。醸し出される育ちのよさと、どうにも憎めない愛らしさ、欲望に抗えない素直さ。その多彩な表現力を遺憾なく発揮し、魅力的なキャラクターへと昇華させています。 【関連記事】⇒イケメン俳優の王道を進まなかった松坂桃李は、なぜ活躍し続けられるのか
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明らかなダメさをカバーする、色気が凄い錦戸亮
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