松岡茉優が主演を務める異色のサスペンス学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系、土曜よる10時～）に、主人公の夫・九条蓮役として出演中の松下洸平。彼の国民的“夫”化が止まりません。 ※以下、第6話（8月19日放送）までの重要なネタバレを含みます。 本作は、高校の教師・九条里奈（松岡）が1年後の卒業式の日に自分が生徒に殺される未来を知り、“2度目”の1年間を過ごすという物語。Xデーを回避すべく、生徒たちに全身全霊で向き合っていきます。 8月19日に放送された第6話では、もう一人の主人公だった鵜久森叶（うぐもり・かなう／芦田愛菜）が、非業の死を遂げるという衝撃のラストを迎えました。あまりに悲惨な展開に、“犯人”についてSNSを中心にさまざまな考察が飛び交っています。そのなかで、松下洸平演じる里奈の夫・蓮の犯人説まで浮上。

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これまでは基本的に自宅内での様子しか描かれてこなかった蓮が、第5話では文化祭に訪れ、鵜久森と会話したり、生徒を観察したりする描写があったからでしょうか。「松下洸平がいい夫すぎて逆に怪しい」「ただの理想の夫では終わらなさそう。犯人？ もしくは彼も2周目？」「この役に松下洸平をキャスティングしている時点で絶対に何かある」などの意見が上がっています。 そう、この松下洸平演じる九条蓮という男は、まさに“理想の夫”。放送前の情報では、里奈の1周目の人生で「離婚することになっている夫」役と書かれていたので、筆者は松下がどんな風に嫌な夫を演じるのだろう？ と期待していました。しかし放送がはじまると、当て書きですか？ と思うほど松下らしい“いい夫”ぶりが炸裂。 第1話では里奈が生徒にお金を貸すために、理由を告げず「50万円をふたりの貯金から引き出してもいいか」と蓮に尋ねます。普通ならば理由を問い詰めそうなものを蓮は「分からないけど、分かった」と受け入れます。「どうしても今、そのお金が必要なわけがあるんだろ？」「ただし、俺も新しい歯ブラシ買わせてな」って！ 優しすぎる……なんで離婚するの?! となりました。

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「ずっとこの日々が続くのが怖くなった」と、第2話では1周目の人生同様に離婚を切り出す蓮。しかし「離婚したくない」と、自分の本音をさらけ出した里奈に対しては「分かった。ちょっとだけ考えてもいいかな？」と応え、「偉そうな意味では決してなくて」と加えました。 歯ブラシのくだりといい、とてもいい意味で蓮は“ひと言多い”のです。