ハンバーグ VS ステーキ、ダイエット中に食べるなら?太らないメニューの鉄則
“がまんするダイエット”で挫折を繰り返していませんか? 管理栄養士の伊達友美さんも、かつてはそうでした。が、食べてやせる「プラス栄養メソッド®️」をベースに20kg減量に成功、30年以上も食事カウンセリングを続けています。伊達式の「太らない食べ方」とは?(以下、著書『夜中にラーメンを食べても太らない技術』をもとに再構成)
やせやすい体づくりには、代謝を上げる栄養素をプラスすることが重要です。ですから、ダイエットには「クオリティの高い肉食が正解」と、以前お伝えしました。中でも、脂肪燃焼効果が期待できる「L-カルチニン」という成分を多く含む、牛、豚、羊といった赤身の肉がおすすめです。
しかし、せっかくの赤身の肉でも、餃子やハンバーグ、ミートボールのように挽き肉に「加工」してしまうと、脂肪燃焼効果は減ってしまいます。
挽き肉類は柔らかいため、食べ物を消化・吸収するときに使うカロリーが少ないからです。また、外食やお弁当、冷凍食品など挽き肉の加工品には、つなぎとしてラードや小麦粉が入っている場合があります。なかには、低コストで味をジューシーにするために、挽き肉に質の悪い植物油を混ぜて販売している場合もあるようです。これでは、体内代謝は悪くなる一方で、いいことは一つもありません。
そこで、赤身の肉を食べるときは、ぜひ「原型」に近い状態で食べてほしいと 思います。
例えば、ステーキ。ゴロゴロと大きめに切ったビーフシチューなどもお勧めです。こうした「原型食品」は、たくさん噛まなければ飲み込めないうえに、消化するときは胃でも大量のエネルギーを使います。また、腸に進んだら、活発なぜん動運動をしないと、消化吸収も排出もできません。この、内臓をフルに動かす一連の流れが、かなりカロリーを消費するのです。だからこそ、ダイエットに有効というわけなのです。
ステーキやビーフシチューは、調理の際にニンニクを使う場合が多いものですが、こうした薬味もぜひ肉と一緒に食べてください。ニンニクやショウガなどの薬味類は、消化を助け、体を温める効果があるため、食べると体がポカポカになり、さらに脂肪燃焼効果をサポートします。
ハンバーグなど挽き肉料理の残念な点
しかし、せっかくの赤身の肉でも、餃子やハンバーグ、ミートボールのように挽き肉に「加工」してしまうと、脂肪燃焼効果は減ってしまいます。
挽き肉類は柔らかいため、食べ物を消化・吸収するときに使うカロリーが少ないからです。また、外食やお弁当、冷凍食品など挽き肉の加工品には、つなぎとしてラードや小麦粉が入っている場合があります。なかには、低コストで味をジューシーにするために、挽き肉に質の悪い植物油を混ぜて販売している場合もあるようです。これでは、体内代謝は悪くなる一方で、いいことは一つもありません。
そこで、赤身の肉を食べるときは、ぜひ「原型」に近い状態で食べてほしいと 思います。
ステーキなど「原型の食品」を選ぶのがコツ
ステーキやビーフシチューは、調理の際にニンニクを使う場合が多いものですが、こうした薬味もぜひ肉と一緒に食べてください。ニンニクやショウガなどの薬味類は、消化を助け、体を温める効果があるため、食べると体がポカポカになり、さらに脂肪燃焼効果をサポートします。
1
2


