“狩猟用の罠”にかかってしまった黒猫を保護→3本足ながら元気になった“3年後の姿”にほっこり
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.179】
hanazouさん(@hana88883)と暮らすクロちゃんは、3本足。トラバサミによる怪我で左前足を断脚しました。(※掲載写真は自撮りのため反転)
「でも、猫特有の忍び足くらいしかできないことが思い浮かびません。ジャンプもできるし、高いところからも降られる。階段なんて猛スピードで駆け上がり、私を追い越していきます」
2022年6月下旬、飼い主さんは近所の人と共に、親猫とはぐれて2日間も鳴いていた1匹の子猫を保護しようと奮闘していました。すると、捕獲時に仕掛けた猫用おやつのにおいに誘われたのか、保護対象ではないクロちゃんが姿を現したのです。
保護対象の子猫を捕獲できたのは、翌日のこと。クロちゃんは、捕獲を終えるまで近くで見守っていてくれました。
以後、クロちゃんは2〜3日ごとに飼い主さん宅の周辺に現れるように。距離は少しずつ縮まっていき、触らせてくれるようになりました。
そんなある日、クロちゃんが左前足に怪我を負っていると気づき、動物病院へ。怪我は、トラバサミによるものでした。
「患部が悪化すると壊死して骨が見えてしまったり、死に至ってしまったりすることもあるため、断脚しなければならない可能性もあると……。想像より重い診断でした」
クロちゃんはひとまず、回復効果が見られることもある抗生剤を打つことになりました。
当時、自宅には5匹の保護猫と2匹の保護犬が。飼い主さんはクロちゃんのお迎えを悩み、家族の「可哀想だけど野良猫だし、それが寿命だよ」という言葉を受け、しばらくは外での生活を見守ることにしました。
しかし、その後、クロちゃんは姿を消してしまいます。ようやく再会できたのは、動物病院へ連れて行ってから5日経った朝。左足の状態は明らかに悪化しており、左腕のあたりは壊死しているように見えました。
それでも、足を引きずりながら懸命に生きるクロちゃんを見て、飼い主さんは保護を決意。断脚を覚悟し、すぐに動物病院へ行くと予想通り、緊急手術が行われました。
術後の面会時、傷跡は思っていたよりも痛々しく見えたそう。腕の付け根から先がない状態で横になりながらも呼びかけに反応してくれた姿を、飼い主さんは今でも忘れられません。
「翌日もお見舞いへ。昨日と同じく弱々しい姿だったらどうしよう……と思いつつ行ったら、ちょうど食事の時間で、ご飯をモリモリ食べていて、私より病院のスタッフさんに懐いていたので笑ってしまいました。さすが外で生きてきただけあって、たくましいなあって」
別の子猫の保護中に1匹の黒猫との出会いが…
顔見知りになった黒猫の足に怪我が…! 原因は狩猟罠の「トラバサミ」
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