春ドラマ“助演俳優”ベスト3!『めおと日和』のプレイボーイも良かったけど、不倫相手の妊娠で『家族になろうよ』を熱唱のイケメンがNo.1!
夏の始まりとともに終焉を迎えた2025年春クールドラマ。今クールも全ドラマをチェックしたアラフォー筆者が、助演ながら作品を大いに盛り上げた俳優3人をご紹介します。
※物語の核心に触れるネタバレを含みます。
まず、若手俳優の中でもひと際光る演技を見せてくれたのが『恋は闇』(日本テレビ系)に出演した望月歩です。
本作は志尊淳×岸井ゆきのダブル主演で、二人の恋愛を絡めながら都内で起こる凄惨な連続殺人事件の謎に迫るサスペンス。望月は明るいフードデリバリー配達員・夏八木唯月を演じました。
望月歩『恋は闇』
「優しさの裏に潜む狂気」――望月の狂演が話題に
「真犯人が誰か」とSNSなどでも考察が盛り上がりましたが、望月演じる夏八木が真犯人だったのです。あまりの人懐っこさに当初より犯人説が浮上していましたが、なかなか確信を持てませんでした。 特に、殺された(実際は自分が殺した)刑事・大和田(猫背椿)の葬儀で見せた優しく美しい涙に騙されたのは、筆者だけではないはずです。そんなコミュ力の高さと人懐っこさに、“狂気”が潜んでいたという真相が暴かれていく最終回の様は、まさに怪演でした!「殺人が快感」だというサイコパスな幼稚さを、軽やかに表現していました。 Huluオリジナルストーリー第2話では夏八木の裁判の様子が描かれており、望月の演技をより堪能することができます。望月はこれまでも、引きこもりや彼女を妊娠させてしまう中学生、自殺した友人の復讐を企てる高校生など、数多くの難役を担ってきました。そのどれもが自然ながらも印象的。これからの活躍がますます楽しみです。



