大河ワーストの低迷期を経て再ブレイク。松山ケンイチが「名バイプレイヤー」としてTBS人気ドラマ枠を3クール連続制覇
松山ケンイチさんが、実はかなり珍しい記録を打ち立てていたことにお気づきでしょうか?
松山さんは現在、TBS系の金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』の主要キャストとして出演中ですが、これで今年1月期、4月期、7月期と3クール連続の連ドラ出演となっています。
俳優が3クール連続でドラマ出演すること自体はさほど珍しくはありませんが、松山さんの場合はその3作品がすべてTBS系。しかも1月期の『リブート』は日曜劇場、4月期の『時すでにおスシ!?』は火曜ドラマ、そして7月期の『Tシャツが乾くまで』は金曜ドラマと、TBS系のGP(ゴールデン・プライム)帯の人気ドラマ枠を制覇していたのです。
ちなみに『リブート』と同時期の1月期にはNHKの『テミスの不確かな法廷』に主演し、同じくNHKの『お別れホスピタル2』にも出演していましたから、今年だけですでに5本のドラマに出演していることになります。
そんな引っ張りだこの松山さんですが、需要が低下していた時期があったため、その苦難を乗り越えて再ブレイク中と言えるでしょう。
1985年3月5日生まれで41歳の俳優・松山ケンイチ。
2001年にホリプロ主催の男性オーディションでグランプリを受賞してデビューした彼が、一気に知名度を上げたのは2006年に前後編で公開された映画『DEATH NOTE』の探偵L(エル)役でしょう。
人気漫画の実写化は賛否両論が巻き起こるケースが多いですが、松山さんのLの役作りは神がかっており、そのエキセントリックな振る舞いはまさに漫画からそのまま飛び出してきたようでした。結果、原作ファンからも絶賛の嵐だったのです。
いまでも松山さんの代表作のひとつに数えられる『DEATH NOTE』でのブレイクによって、『セクシーボイスアンドロボ』(2007年/日本テレビ系)や『銭ゲバ』(2009年/日本テレビ系)など、連ドラ主演もばんばんこなすトップ俳優の仲間入りを果たします。
ですが、彼の演技力の高さは誰もが認めるところだったのですが、映画でもドラマでもなかなか『DEATH NOTE』に並ぶようなヒット作に恵まれず。
そんななかめぐってきたのが国民的ドラマ枠での主演オファーでした。
松山さんは2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』に主演。大河主演はどんな俳優においてもビッグチャンスであるのは言うまでもありません。
しかし、残念ながら『平清盛』は低視聴率にあえぐことに……。『平清盛』は全話平均の視聴率が12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、当時の大河ワースト記録となってしまったのです。
これにより低視聴率俳優のレッテルを貼られてしまい、俳優・松山ケンイチは低迷期へ。2015年のドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)では主人公を演じているものの、『平清盛』以降は主演ではなくバイプレイヤーに回ることが増えていったのです。
『DEATH NOTE』のL(エル)役で大ブレイク
主演した『平清盛』が大河ワースト視聴率に
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