「出演作にハズレなし」野呂佳代、“どこにでもいる人”がハマる名女優へ『LOST10』で新境地なるか
話題作がそろう秋ドラマで、注目されるのが金曜ドラマ『LOST10』(TBS系)だ。第1話の平均世帯視聴率は9.0%、個人で5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、同枠で放送した話題作の『Tシャツが乾くまで』、『不適切にもほどがある!』を上回る数字を記録。第2話では視聴率が落ちたが、見逃し配信サービスでの人気が好調だ。
そんな『LOST10』3話に、密かに話題の女優・野呂佳代が登場する。
横浜流星が主演を務める同作は、北海道で起きた遭難事故を舞台に、保険金詐欺なども複雑に絡み合うヒューマンサスペンス。映画『国宝』で横浜とタッグを組んだ脚本家・奥寺佐渡子をはじめ、TBSで『最愛』など多くの名作を生み出してきた塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーといった強力な制作陣が集結して制作されている。
キャストも豪華で、横浜のほかに、小栗旬、中村アン、飯豊まりえ、松下洸平、斉藤由貴、King Gnuの井口理などが出演。なかでも話題なのが女優の野呂佳代だ。
野呂といえば、2006年にAKB48の2期生としてデビューした元アイドル。思ったように結果を出せず、2009年にはSDN48に移籍し、のちにキャプテンとしても活動をスタートさせる。グループを卒業してからは、人気バラエティ番組に多く出演するバラドルとして支持を得た。
一方で、2018年公開の映画『ハッピーメール』で主演を務め、本格的に女優業へも進出する。ドラマへの出演が増え、2021年放送の月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)では、現場を明るくするムードメーカーの看護師をリアルに好演し高評価を得た。
ドラマの制作スタッフからも注目され、2022年には『メンタル強め美女白川さん』(テレビ東京)、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)へ立て続けに出演。両作品でも、“どこにでもいそうな人”を自然体で表現し、演技力の高さを披露する。
結果が出せなかったアイドル時代
“どこにでもいそうな人”を演じる表現力
そんな野呂が、女優としてブレイクするきっかけとなったのが、2023年放送のヒット作『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)だ。 同作では、安藤サクラが演じた主人公の同級生・丸山美佐を演じた。テレビ局でヘアメイクを担当している美佐は、気さくな性格でおしゃべりが好きな、友だちに一人はいそうな女性。主人公との劇中での会話も自然で、野呂の“普通の人”を演じるうまさが際立つ役となった。










