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最終回まで観たい秋ドラマ5選。大絶賛の“22歳女優”も見事だけど、今期一番の“問題作”から目が離せない!

 10月から秋ドラマが続々と放送されている。韓国の人気作をリメイクしたドラマから、政治の腐敗に切り込んだドラマまで、バラエティ豊かだ。そんな秋ドラマの中から、ドラマ好きの筆者が最終回まで見届けようと思った作品を5つ紹介したい。

韓国の人気作をリメイク『南田南弁護士は天才肌』

 まずは『南田南弁護士は天才肌』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)。韓国発の世界的ヒット作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』をリメイクした本作。原作には日本でもファンが多く、放送前はキャスティングなどに一部否定的な声も散見された。
画像:『南田南弁護士は天才肌』関西テレビ公式サイトより

画像:『南田南弁護士は天才肌』関西テレビ公式サイトより

 ただ、いざ放送が開始されると、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南を演じる芦田愛菜(22)の演技力に絶賛の嵐が巻き起こる。パラリーガルの船井湊人(高橋文哉)や南の指導役・宮地賢吾(山口馬木也)など、周辺人物もハマっており、放送前の向かい風を追い風にねじ曲げた。  とはいえ、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』と比較して“日本ドラマ”の問題点を指摘する投稿もSNSであふれている。しかし、これらを“アンチの戯言”と切り捨ててしまうのはもったいない。日本ドラマと韓国ドラマの違いを考える機会を与え、むしろ本作を通して、ドラマというコンテンツを深掘りできる。 「日本ドラマの映像はなぜ明るいのか?」、さらには「なぜ原作とは違う表現で描かれているのか?」など、いろいろ考えながら観るのも楽しそうだ。

堕ちていく様を描いた作品『会社員』

 次はNHKドラマ10『会社員』(火曜22時~)。上昇志向の強い会社員・宮木英理子(吉田羊)が取締役への昇進を目前に、トラブルに巻き込まれ、何とか事態を収拾させようと奔走するサスペンスドラマだ。  本作は脚本開発チーム「WDR」発のドラマで、複数の脚本家が参加して制作されている。同チームが手がけた『3000万』(NHK総合ほか、2024年)同様に、重厚な雰囲気で、視聴中は呼吸を忘れるほどの緊張感が漂う。  また、英理子が次々と選択を誤り、どんどんドツボにハマっていく様子は喜劇的。下劣ではあるが、人が堕ちていく姿は面白い。英理子にどのような未来が待っているのか、その行く末が楽しみで仕方ない。  ただ、女性ということで虐げられてきた過去があり、それでも会社という男性社会で懸命に前に進む英理子にはカッコ良さもある。英理子に「堕ちてほしい」と「報われてほしい」という対極の感情を抱きながら、これまで味わったことのない気持ちで視聴できるはずだ。
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メディアが報じない日本の現状に切り込む問題作
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