「半・本命チョコ」でバレンタインに「仮氏」を量産しよう!
こんにちは。中高時代の4軍男子(非モテ)から這い上がった経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。
今回は直前に迫ったバレンタインデーを最大限有効活用しましょうよ、というお話。近年は「本命チョコ」「義理チョコ」などのほかに友達に贈る「友チョコ」も浸透してきましたが、今回、僕が提唱したいのは「半・本命チョコ」です。
簡単に言うと、「あの男、ちょっといいな」と思う相手全員に本命っぽいチョコを配りましょうってことです!
こうすることで男たちに「あのコ、僕のこと好きだったのか!?」と思わせることができるので、ツバを付けられるというか、軽くキープした状態にできるわけですね。
さて、みなさんは“仮の彼氏”こと「仮氏(かりし)」という概念をご存知でしょうか?
この言葉、最近はちょっとニュアンスが変わってきてしまっているんですが、そもそもは作家・水野敬也(愛也)さんが、
「男の人ひとりに集中するんじゃなくて、同時並行で恋愛することで相手に対する執着を減らすやり方」
として提唱していたものなんです。
これは水野さんの理論なので、詳しくは水野さんの著書などをお読みいただきたいんですが、以前の当サイト記事「高級ブランド、自虐ネタ…『“SATC臭”の女は絶対モテない』【水野敬也のスパルタ恋愛術】」でもちょっと触れられていますね。
「半・本命チョコ」は、言わば仮氏量産のための手段なんですよ。
でもって、量産した仮氏たちそれぞれと、時に映画を観に行ったり、時に飲みに行ったりしてみてください。でも、エッチはさせないでおいてください。
もちろん、ある程度割り切って自分の性欲解消のためにエッチするとか、ここぞの切り札として“エッチ”というカードを切るというのであればいいですが、常々申し上げている通り、僕は簡単にエッチさせてしまうのは悪手だと考えていますので。
昨今の仮氏のニュアンスは、「とりあえずキープの彼氏」「一応、付き合っているからエッチもする」といった概念に変わりつつあるようなんですが、僕は相手が仮氏であっても早々にエッチしちゃうのには反対。
エッチは恋愛の駆け引きにおいて女子が主導権を持っている最強カードなわけなので、本命男子を口説き落とすための最後の切り札にするならばいいと思いますが、逆に、仮氏ごときに乱発していいカードではないと思っています。
仮氏候補は、恋愛カーストにおいて自分よりランクの高い男ばかりにするのは絶対にやめましょう。言わずもがな、全員から都合よくセフレ扱いされちゃって終わるのがオチですからね。
1人、2人は自分よりランクの高い男を仮氏たちの中に入れておいてもいいですが、基本は自分と同ランクの男や自分より下位ランクの男を仮氏にしましょう。もちろん、エッチは早々にさせてはダメです。
そうすると、どんな効果が生まれるか?
簡単に言うと、本命第一候補のランク上位男をヤキモキさせられるんです!
「○○ちゃんって俺以外にも何人かデートしてる男がいるっぽいな」と思わせられるんです!
この状況で、「たくさん男いるなら別に俺はいーわ」と身を引いてしまう男も中にはいるかもしれませんので諸刃の剣ではありますが、「○○ちゃんのことが気になる! 俺だけのものにしたい!」と男の“追いかけたい願望”に上手く火をつけられることもけっこうあったりするんですよね。
ちなみに、わざわざ自分からデートする男がたくさんいることを公言する必要はありませんよ。男もそこまでバカじゃないですから、日々の言動で仮氏がたくさんいるっぽいことをほんのり匂わせるだけでOKです。
仮氏たちと本当にただデートしているだけなのか、はたまた、エッチまでしちゃっているか、案外、男側に透けて見えてしまうもの。特に恋愛カーストで上位ランクにいる男は、そのあたりの恋愛嗅覚も発達していますから。“モテる女”を通り越して、“ただのビッチ”だと思われないように気を付けてくださいね。
<TEXT/堺屋大地>
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仮氏とのエッチはNG
本命男の心に火をつけろ!
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi



