ストレスゼロの最新ダイエット「脳腸相関」と、腸が喜ぶ簡単エクササイズ
「運動しても三日坊主」「つい甘いものに手が伸びてしまう」「『△kg減!』と誓いを立てるも玉砕」。なんて人はいませんか?(ここにいます!)
そこで“脳腸相関”にフォーカスした「脳腸エクササイズ」を提案する和田清香さんに、お話をうかがってきました。すると「ダイエットは、我慢してやるものじゃない!」ということが見えてきたのです。
ネクストブームの大本命「脳腸ダイエット」
目指すは一生ものの習慣!和田流「脳腸ダイエット」のコツ
●食事
過度な食事制限は、ストレスになってしまうのでNG。「〇〇を食べない」ではなく、「食べる内容」に注目しましょう。カラダにとって良い栄養成分を良い状態で食べることが大切です。なかでも和田さんのおすすめは発酵食品。積極的に摂取していきましょう。
ちなみに和田さんご自身は、毎朝、旬の果物、小松菜、そしてプロテインか甘酒などを入れたスムージーを飲んでいるそうです。とくに「飲む点滴」と言われている甘酒は甘味として料理に使ったり、ヨーグルトに入れたりして毎日摂取。
「とくにおすすめなのが、甘酒を凍らせた自家製シャリシャリアイスです。クッキーなどを食べるよりもヘルシーで、しかも手軽にできます」
また使用する油にもこだわっているそうです。
「脳はほとんど油でできているので、オイルも体にいいものを選ぶようにしています。たとえばバターは、不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれているグラスフェッドバターにするなど、ストレスにならない範囲内でやってみると良いと思いますよ」
●入浴
お風呂は寝る2時間前には入りましょう。全身のめぐりを良くし深部体温を上げるため、湯船に15分程度つかると良いです。その際、あとで紹介する「脳腸エクササイズ」をするのがおすすめ。
●睡眠
脳の休息や自律神経のバランスを整えるため、質の良い睡眠を心掛けましょう。気をつけたいのが、カフェインの摂取時間です。寝る前の10時間くらいは、カフェインを控えると良質な睡眠に繋がります。
●ボディチェック
体重にこだわる必要はありません。それよりも自分が感じる見た目やサイズ感を大事にしましょう。
●脳腸エクササイズの実践
「脳腸エクササイズ」とは、「脳腸相関」をいい状態に整えることを狙ったエクササイズです。ゆっくりと深い呼吸で行うことで、副交感神経が優位になり、体を効率よく温め、腹部周りの筋肉をほぐす効果もあります。簡単なエクササイズのなので、家事や仕事の合間にできます。
「脳腸エクササイズ」のやり方
脚をクロスさせた状態で上半身をねじります。そのままの状態で深い呼吸を4~5回くり返しましょう。この動作を、右足前と左足前の両方で行います。
上半身をねじる際の骨盤の向きは正面です。目線からまわすと首のひねり運動になってしまうので、背骨からひねるイメージが大切です。
座ってもできるエクササイズなので、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
●反りエクササイズ
腰に手を当てて脚をクロスしてします。そして上半身を反らせ、深い呼吸を2~3回くり返しましょう。腹直筋や胸筋が鍛えられるとともに、脳も刺激されます。
この一連の動作を、右足前・左足前の両方で行いましょう。
どちらのエクササイズも、できる時にできる範囲で「気持ちよく」行うことが大事です。「〇〇の後にやる!」などと決めてしまうと、それがストレスになってしまいます。
「1日くらいやらなくても大丈夫!」というようなラフさが、続けるポイントです。
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