3軍・熊切あさ美はなぜ読み間違えてしまったのか

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里田×マー君みたいな”奇跡”を信じちゃった?

 だが、アイドルとしてはいまいちブレイクしきれていなかった里田まいが、ヤンキース(当時、楽天イーグルス)の田中将大投手の正妻の座を射止めたというケースもあったため、熊切が同じように愛之助との結婚を望むのも致し方ないように思える。 「確かに里田さんとマー君(田中将大投手)の結婚は、日本芸能界における屈指のシンデレラストーリーでしたし、熊切さんもそんな奇跡を信じたかったのかもしれません。ですが、里田さんとマー君の結婚は文字通り“奇跡”であり、熊切さんの立場でその奇跡を盲信して突き進むことはかなり無謀だったと言わざるを得ないですね。  里田さんとマー君のように恋愛ヒエラルキーのランクが大きく離れた男女が、結婚までこぎつけられる確率は1%ぐらいなのではないでしょうか。その絶望的な確率をものにした里田さんは賞賛に値しますが、逆を言えば、そういった身分違いの恋で100人中99人は最終的に破局を迎え、涙することになるわけです。  もちろん10代、20代で奇跡を信じてそういった失恋を経験することはいいでしょうが、熊切さんが愛之助さんとの恋愛をスタートさせたのは32歳の頃。個人的にその年齢はもう“夢見る乙女”でいてはいけない時期だと思います」(同)

熊切は5年前にIT社長と結婚すべきだった

熊切あさ美

崖っぷちアイドルとして脱いだ2004年の写真集。旬を過ぎてはや10年以上…

 要するに、もっと現実を見て自分と釣り合う恋愛相手を探すべきだったと? 「おっしゃる通り。自分と同ランクの男性と恋をしておくべきだったと思います。とはいえ、それは別に芸能界の3軍ランクの男性を見つけろというわけではないんです。熊切さんは芸能界では3軍であっても、一時期バラエティ番組から引っ張りだこで一定の知名度があるわけですから、世間一般からすれば恋愛ヒエラルキーの“1軍の下の方”には属せていた人間。  一時代を築いた後、人気がピークアウトするやいなや次々と結婚していったアイドルたちのように、“カネだけは持っているIT社長”とか“カネ持ちではないがイケメンのオーナーシェフ”あたりなら、熊切さんでも現実的に狙えたと思うんですよ。  ……ただそれは、酷な言い方ですが5年前の熊切さんだったらの場合。芸能人としての旬はとうの昔に過ぎ、6月9日で35歳になる熊切さんは、今や“カネだけは持っているIT社長”でさえも落とせるランクにいないでしょう」(同)  堺屋氏は「熊切さんはもう、いろいろと“時すでに遅し”」と断ずるが、愛之助との復縁を目指すにしても、新たな恋を探すにしても、彼女にはぜひ幸せな結婚に辿りついてもらいたいものである。 <取材・文/A4studio>
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