もう逃げない!74kgのデブブス姿をスタジオ撮影した【元アイドル22kgヤセへの道】

元SDN48・なちゅ【22kgヤセへの道】2話>

 30歳にして体重74kg・体脂肪50%まで膨れ上がった飛べない豚。そう、私なちゅです。
 そんな豚でも唯一自分に自信持てる事、それはアイドルぶって何かを隠したり、女ぶって言わなかったりしない。素直なところ! ぶっちゃけれるところ! だけは自信がありました。

 その点だけが自分の長所だと思っていたのに、実は私30年間自分に嘘をついていることに気付いてしまいました。

「デブキャラだから」と逃げていた私


なちゅ体重計 本当は…本当は小学生の頃からずっと、雑誌の読者モデルや浜崎あゆみさんに憧れて切り抜きを集めていたのに、ファンレターを出していたのに、自分がデブでブスだから、そんなこと恥ずかしくて言えなくて興味のないフリをして逃げて生きてきました。

「なちゅはデブキャラだから」そういって自分に言い訳して食べる。「ちょっとぽっちゃりしてる方が健康的でいい」とか「そのままがなちゅらしくて可愛い」なんていう悪魔の飼育員(友達)のささやき。

 餌をみたら食べるも食べないもなちゅ豚の自由なのに、食べるのを斡旋した人や、優しい両親のせいにして誘惑に負けて今日もまた食べる。その結果、ずっとこの豚人生。記念すべき30周年。

 私は、三十路でこのまま豚の燻製になるの? むしろもう半分腐ってね? 三十路…ヤバいっしょ!!!

 ねぇ…もうこんな怠惰な悪循環…いい加減やめようよっ。目の前の餌を諦めて、この豚小屋から逃げ出すんだっ! このまま太ってるなら、いっそ死んだ方がマシだ!

 こうした極限にまで、考えは至りました。

醜い自分を認めるためにスタジオで撮影!



 私まだ「芸能界で一花咲かせたい!」って自分の夢を叶えていない。還暦を過ぎた両親にもまだ迷惑しかかけてない。このままやりたい親孝行もしないで死ぬなんて人としてあり得ない。

「よおっし!マジの本気で決めた!」

 何事も形から入っていつも失敗する私だけど、今回は違う! とすぐに渋谷の写真スタジオにダイエットのビフォー写真を撮りに行く事に決めたんです!

スタジオ撮影

今年6月のスタジオ撮影

 この豚人生に終りを告げよう。自分が豚だと認めよう。ダメだったら、人生の豚小屋逝き。

 人生最後のダイエットだぁあああああああっ! と。決意しました。

 それが今年の6月の事でした。

スタジオ撮影横 今まで10kg以上の減量・そしてリバウンドを何度も繰り返している私。その度に痩せた後に「あーどれだけ太ってたんだっけ?」と忘れてしまうのです。変に自分に甘いポジティブな部分があって、太っていた時の醜い姿を自分の中でどうにか美化してしまう。

「違うよ、なちゅ豚! 君はココまで太って、醜い体にまでなったんだよ! そろそろ認めよう。」自分に問いかけました。

 現実を受け止めたい。「自分の怠惰な人生を認めるところからがダイエットだ」と、今回こそは本気で客観視して自分を追い詰めて、リバウンドしたくないと思いました。

今までのハンパな「痩せる決意」とどこが違うか



 写真は嘘つかないから。実際に痩せた今、スタジオで撮影した自分の身体の写真を見ると本当にもうこの体に戻りたくないと身が引き締まります。と同時にあそこまで太った自分に心からガンビキしてます。本当に撮影しておいて良かった!

現在のなちゅ

22kg痩せた現在のなちゅ

 撮影中、カメラマンさんが私をみて笑ってたの覚えてる。

「あ~馬鹿にしてるんだろうなー、どうせ女芸人がデブ写真撮りに来たとか思ってるんだろな。ちくしょー、このくやしい思いも全部糧にしてやるからな。ってゆうか、太ってた方が痩せた時もその差が分かりやすいんだぞ! いい感じ!」

 なんて必死に撮影の利点を探しては、ダイエットのモチベーションにつなげました。

「見てろよ…」。私を馬鹿にしてる全ての人。

 ここから私の闘志と脂肪はメラメラと燃えていく事になります。

 でも一番私を馬鹿にしていたあなどっていたのは自分自身だと思います。

 こんなに人生は変わるんだ! その道へこの後私は歩き始めます。

 今までリバウンドしていたダイエットと決意が違った理由は、年齢! が一番大きかったと思います。

「三十路」って女としては凄く大事な時期。結婚はまだしなくても子供産むならあと数年が勝負。でもまだ結婚の前に叶えたい夢がある私には時間がない。急がないと。もう、デブのままで、ありのままで~♪なんて時代は、私は終わったんだと。

 今頑張れないのなら間に合わないから、そしたら死んだも同然だと思いました。今、命懸けで人生最後のダイエットにしないと私はもう間に合わないんです。

 スタジオ撮影の直後からダイエット開始! と自分の中で決めていたので、最後の晩餐はスタジオ撮影の直前。大好きな渋谷センター街入口の油そばを一人で食べに行きました。

 しばらくさよなら、油そば。あなたをまだ愛してるけれど、距離を置くだけ。きっとまたいつか…笑顔で逢える日まで…。のれんをくぐる時は涙が止まらなかったです。(それは嘘です、笑)

次回に続く。レッツブー!

<TEXT/なちゅ>※この連載は毎週水曜朝に配信予定です
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【なちゅ】
1984年大阪生まれ。’09~’12年、アイドルグループ「SDN48」に所属。現在はタレント活動のほか、書道師範を活かして「ボディ書道」を広めている。2015年6~11月の4ケ月で22kgの減量に成功。
LINE BLOG http://lineblog.me/nachudesu1223/

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