SMバーは夜のカウンセリグルーム!?女ひとりで潜入してみた
同じ趣味を持つ者同士が集う場で酌み交わすお酒は、格別の味わいがある。その“趣味”が性癖にまつわることであっても、同じことが言えるだろう。
いたぶること、いたぶられることを好む男女が集まる「SMバー」もそのひとつ。日常では決して覗かせない性的な好みを開放し、わかり合える者同士で堪能するお酒の味はいかがなものか?
SMとは無縁の生活を送る筆者だが、どんな世界が繰り広げられているのかはちょっと気になる。そこで六本木にある「ボンテージバー毛玉」へ行ってみることにした。
ドキドキを抑えつつ重厚な鉄の扉を開けると、目の前に広がるのは赤を基調とした店内。拘束台などが鎮座する「いかにも!!!」な雰囲気を想像していたけれど、カウンターを中心とした20席ほどの空間が広がっているだけで、一見バーやクラブと何ら変わりない……。
さりげなく置かれたムチや手錠、壁に飾られたSMショーのフォトグラフと、目のやり場に困るお姉さまがたのセクシーすぎる衣装を除けば。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=537790
出迎えてくれた麻生みづきさんはこの店のママ。「あなたの容姿が欲しい」と1年かけて口説き落とされ、老舗のSMショーパブで長きに渡り女王様として君臨するなど20年以上のキャリアを持つ、六本木界隈のSM界で知らない者はいないといわれるほどの有名S嬢だ。
同じくS嬢で、175㎝の長身にすらりと伸びた美脚がそそる佐藤リナさんは、SMショーやSMのAVビデオなどにも出演しているカリスマ女王様。
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ほかにも、リナさんとともにショーに出演するM嬢の椿姫さんや両要素を兼ね備えたえみさんなど、10名ほどのSM嬢が在籍しているとのこと。
そんな嬢たちに会いに来るのは男性のみならず、カップルやおひとり女性も多いというが、うなずけるほど皆さん気さくで話しやすい。しかも、美人ぞろい。
媚びることも言葉を濁すこともなくあけすけに性を語り、ときに優しくときに厳しく、客同士の会話を盛り上げてくれる。そのため、ほかでは言えない性にまつわる相談事を持ちかけられることもしょっちゅうだという。
「どんなに仲のいい女友だちでも、変わった性癖までは話せないでしょ。でも、私たちになら言えるから、ここでは隠すことも恥じ入ることもないわけですよ。
こっちが『よっしゃ、こい!』って腕を広げていると、ラグビーのタックルくらいの勢いで飛び込んできますよ(笑)」と、みづきさんは笑う。
いざ、未開拓の境地へ!
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