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「SMは脳内快楽」女王様にきいた“性”の奥深さ

 夜な夜なSM好きが集い、あけすけな性トークが繰り広げられる「ボンテージバー毛玉」(東京・六本木)。

 六本木界隈に名を馳せるS嬢の麻生みづきママを筆頭に、カリスマ女王様の佐藤リナさんなど10名ほどのS嬢M嬢が在籍する同店に、SMとは無縁の生活を送る筆者が女ひとりで行ってみた。

 想像よりも居心地のいい空間でトークも弾んできたなか、みづきママとリナさんが口にした“SMの真髄”について、前編『SMバーは夜のカウンセリグルーム!?女ひとりで潜入してみた』http://joshi-spa.jp/526164 に続き、深く聞いた。

道具を使わくても…関係性を遊ぶのがSM



SM

ストレートな発言が気持ちいい、みづきママ(右)とリナさん(左)

 特殊な性癖としてひとくくりにされ、際立った面だけが注目を集めるSMだが、「双方の信頼関係がないと成り立たない」とみづきさんは言う。一歩間違えれば命の危険も伴うからだ。

 相手への絶対的信頼、そして服従心や忠誠心からなる主従関係があるからこそ、プレイを楽しむことができるとのこと。

「SMって“いじめたりいじめられたりすることが気持ちいいんだろ”って誤解を受けやすいんだけれど、そこじゃないんです。何をしたかの問題ではなく、強いモノと服従するモノとの関係性を遊ぶのがSM」と、みづきさん。

 リナさんも「ただ鞭でたたいてイェーイって言ってるわけじゃないんですよ。そこに至るまでにある何かを知ってほしい」と言う。

「例えばね、我慢させるとか、おあずけを喰らわすとか、精神的な主従関係だけで、道具を使わなくてもものすごくハードなSMになるの。

 ふつう男性ペースのセックスだと『もう終わり?』ってなることがあるじゃない? でも、男性側が、女性が泣いて懇願するまでじらすとか、精神的な駆け引きで操る感じ」とのこと。

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店内装飾はがっつりSM

“ハードSM”というと激しい痛みを伴うことを想像しがちだが、精神的苦痛か肉体的苦痛かは人それぞれで、互いの主従関係の度合いが重要なのだそう。

 あるSの男性は、全身に刺青を入れた女性を奴隷として飼っていて、刺青が2人の関係性の証なのだという。恋愛感情はなく完全なる主従関係だが、男性は自分が死んだ後も女性が生活に困らないための手立てを打ってあるそうだ。

 またあるS男性は、M女のパートナーに女性としての肉体的快楽を一切与えないという。“ご主人の喜びが私の悦び”のため、「なんでもします」というMの女性もおり、精神的なつながりが快楽を生んでいるのがわかる。そのため「SMは脳内セックス」とみづきさんは言う。

「SMに興味があるとか、その気があるんじゃないかっていう人の入り口は、一般的なイメージでもいいと思う。でも、一歩足を踏み入れるときにそこをわかっているともっと楽しめると思うし、いろいろなことを理解できる」そうだ。

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完全紹介制だけど、女子SPA!の女性読者にチャンス

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