MEGUMIが森三中・村上に!産後セックスレスの理由
結婚して何年かすると、妻も夫も気を使わなくなってくるもの。ところが、その変化で、夫の愛が冷めてしまうこともある。「お互いさまでしょ!」とは思いつつ、夫たちのブーイングを聞いてみよう。
山崎さんは、携帯の待ち受けに娘の写真を設定するマイホームパパ。だが、ひとたび妻の話になると途端に表情が曇ってしまう。
「妻は現在36歳のパート主婦なんですが、昔は本当にキレイで、色白で。例えるなら細めのMEGUMI。でも、2年前に出産して以来、みるみる太って15kg増。今じゃもう、森三中の村上にしか見えませんね」
両者の共通点といえば、前歯だけだが……。妻が太ったことで、まず発生したのがセックスレス問題だ。
「出産以来、約2年間してない。僕はロリ体形好きなので、太った女性には萎縮しちゃうんです。でも、嫁は無視して『2人目が欲しい』『欲求フ・マ・ンだぞ(ハート)』と、僕の股間を手でまさぐってくるんです。本当に、恐怖……ですね」
そんな妻の猛攻には、「ランニングしてくる」と外に出るか、「明日始発なんだ」と言って早寝し、用もないのに始発で会社に行くなどの涙ぐましい努力でなんとかかわしている。何度かセックスすることも試みたらしいが、毎回彼の股間を決定的に萎えさせるのが彼女の発する「匂い」だ。
「寝ているときに『なんか強烈なシューマイの匂いがする!』と思って横を見ると、嫁が発信源だったり。あとは汗臭さ。やっぱり太ると寝汗もひどいんですよね……。もうあの匂いを嗅いだら無理です! 『お前を起こしたくないから』と言い訳して、最近はソファで寝ています。
とはいえ、肥満以外は、子供もかわいがるし、家事もできるし、申し分ないです。なかでも料理は抜群にうまいんです。もっとも、最近は『料理下手ならもっと痩せてたかな』、『そしたらいまだにセックスしてたな』なんて夢想してしまって、心からおいしく味わえないですけど」
長所すら短所に見えるとは、もったいない。妻が痩せるか、彼がデブ専になるしか、手はないのだろうか?
― 妻が劣化!? 夫たちからのブーイング【8】 ―
<ILLUSTRATION/ Dannyphoto80>