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元旦那からの結婚指輪を売る女は冷たい?もらい物を処分するか問題

指輪1つとっても話し合える関係を目指したい

結婚式 この指輪を売ったとき、「8000円は安い!」と驚愕したり、はたまた「婚約指輪を買えばよかった」などなど、瞬間的には色々思いましたが、改めてその帰り道、指輪を買った時のことを思い出しました。  確か結婚式場を選んだ日の帰り道、「とりあえず指輪も買わないとね」と、その足で式場のスタッフさんから進められた銀座のお店に立ち寄り、ぼんやり流されるままに指輪を注文したのを覚えています。  なんとなくあの時は「結婚式の準備で手こずったり喧嘩をしないこと」が結婚において重要だと思い込んでいました。でもそれは、自分自身を、自分が勝手に決めた相性の良さの基準に無理やり合わせていたのです。そうして、相手に対してのモヤモヤに「まあいいか」とフタをしていたのかもしれない。そんなことを7年目にして気づいたりしました。 「物は物であり、ソレ以上でもソレ以下でもない」と書いたものの、私も物を手放すことで結局過去の整理をしたり、一区切りついた感覚を覚えたりしているので、やっぱりまだ“ソレ以上”のものを見出しているのでしょう。  もしもう一度結婚することがあるならば、次はこの値付けのルールを共有した上で、どんな指輪を買うべきか協議できる相手と一緒になろう。そう強く心に決めたのでした。 <イラスト・文/おおしまりえ>
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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