そう熱く語る@necovid19さんは「感染が落ち着くまで外出を控えて欲しい」「必要な人に手助けを行って欲しい」という願いを抱きながら、本作を描き続けています。
コロナを収束させるには、人間同士の接触を減らすことが必要不可欠。
「対策をなあなあにしてしまうと、かえって経済が長期的な打撃を受けてしまうため、まずはみんなで一丸となって一定期間、外出を自粛し続けることが大切です。あと、コロナが原因でうつ気味になったり、自殺したいと考える人が増加していると聞くので、可能な範囲でお互いに助け合えたら……。もし話を聞いて欲しいという人がいれば、いつでも相談に乗ります」
また、自身もひとりの猫飼いであるからこそ、「犬猫にも感染がみられたことを知って欲しい」という願いも持っているよう。
海外で動物が感染した事例があることをまずは多くの人に知ってもらい、その上で同居している家族やペットはもちろん、周囲の人やその家族、ペットなども感染のリスクにさらさないようにしてほしいと語っていました。
「今後、私たちは経済を犠牲にしてコロナによる被害を最小限に抑えるか、コロナによる被害を諦めて経済を救済するかの2択を迫られると思います。でも、現状ではどうすればいいのかは誰にも分からない。だから、少なくとも今できる感染症対策をしっかりとみんなで行っていきたい。いつお別れが来るかも分からないので家族や友達、ペットのこともより大切にしていけたらいいですね」
エンディングがどうなるのかは、作者にも分からない。―ーそんな真新しい面白さを秘めた本作は新型コロナウイルス感染症が収束する日まで、毎日更新予定。作中に登場する猫たちを守るためにも、自粛の緩和で気を緩めず、慎重に感染症対策を続けていきたいものです。
<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291