英語が話せるようになる超おススメの学習法「オンライン英会話」
英語で日記を書く習慣を続け、英語表現を「知る」ことはできたとしても、英語を「話す」練習はどうすればいいのでしょうか? 新井さんの場合は、
「オンライン英会話」という新たな学習法に出会います。
きっかけは、日本でバンド活動を行っていた新井さんに、カナダでライブを行わないかとオファーが届いたこと。ライブの観客に英語でちゃんと伝えるため、そして
ライブ中のMC(曲間のトーク)を完璧におこなうために、発音やアクセント、話し方をチェックしてくれる「先生」を探す必要があったといいます。
月2980円~(2015年当時)でマンツーマン授業、スカイプを使って家で授業が受けられる、講師はフィリピン人。毎日25分間、自分のリクエストした内容で好きに授業ができたといいます。新井さんは、こう断言します。
「この時代に英語が話せるようになりたい日本人は全員、『オンライン英会話』をはじめるべきだ」
写真はイメージです
また3か月間、オンライン英会話で「MCの英語」を繰り返し練習したことで、気がついたことがあるそうです。
それは、
「自分に合った英語」があり、「自分が必要な分野」の英語をある程度不自由なく話せるレベルになっていれば、「英語が話せる」と言っていい。そして、英語は
「想いを伝えるツールとして『使う』」ことに意味があるということ。
あらゆるシーンで対応できる英語力より、自分に合った英語を見つける。「完璧に話すこと」を目指すのではなく、想いを伝えるツールとして英語を使う。英語を習得するうえで重要なポイントではないでしょうか。
他にも、LINEやSiriを活用するなど様々なノウハウが紹介されていますが、詳しくは同書を読んでくださいね。
独自の勉強法で英語力を伸ばす一方、独学でグラフィックデザインの勉強もしていた新井さん。2016年には
「カナダでグラフィックデザイナーとして生計を立てる」という目標を掲げ、カナダに旅立ちます。
ユニークなのは、
現地でも語学学校には通わずに、英語を勉強したこと。英語日記とオンライン英会話に加え、現地の人と英語で会話するチャンスをいろいろな場面で作っています。
さらにデザインの分野でも、グッズ販売などを経て、現地の総合アート会社とフリーランス契約を果たします。こうして、以前から抱いていた「英語×デザイン」の夢をついにかなえたわけです。