袋に全部入れてチン「プチ圧力調理バッグ」で肉じゃがを作ってみた
毎日の食事作りは本当に大変ですよね。特にここ2~3か月は、新型コロナウィルスの影響で巣ごもり生活が続いたことから、料理する機会がかなり増えたのではないでしょうか?
そこで今回は、毎日の食事作りがちょっとラクになるかもしれない調理アイテムに注目、目下育児と仕事に追われている私が、実際に試してみた感想をご紹介したいと思います!
家族にしっかりしたものを食べさせてあげたいけど、料理する時間があまりない……そんなジレンマを感じていたとき、簡単でおいしく調理できると評判のLION「リード プチ圧力調理バッグ」について知りました。
材料と調味料をバッグに入れ、電子レンジで加熱するだけで、おかずができるというこの商品。使い方もとても簡単で、プロの料理家が考案したレシピに従って調理するだけです。
商品の公式HPによると、食材から出る蒸気がバッグ内で対流し、プチ圧力効果で加熱するため、短時間で味がしみこみ、加熱ムラなく仕上がるとのことですが……本当なのでしょうか?
ではさっそく、数あるレシピの中から3つのメニュー選び、実際に作ってみたいと思います。
※材料と作り方は「リード プチ圧力調理バッグ」公式HPのレシピを参照
まず最初は、家庭料理の定番「肉じゃが」に挑戦です。“男性の胃袋をつかむ勝負料理”と言われて久しい肉じゃがですが、実際に作るとけっこう難しくありませんか?
私もたまに作りますが、「上手にできた!」と思えることは本当にまれです。そんな成功体験が少ない肉じゃがを「リード プチ圧力調理バッグ」で作ってみたらどうなるのか? 実際にやってみました。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉、調味料を圧力調理バッグに入れてチンするだけ。加熱時間はレンジによって異なるようですが、だいたい10分から12分くらいです。(※加熱後は、必ず庫内で3分置く)
鍋で作るときのように火加減をいちいち気にする必要もなく、かなり簡単に手早くできました。
気になるお味ですが、想像以上の出来栄えでした。具材に味が良くしみ込んでいて、ジャガイモやニンジンの柔らかさも絶妙です。
煮込み過ぎて煮くずれたり、逆に煮くずれないように煮る時間を短くしたら、具材が固いままだったり、これまで失敗も多かったのに……今までの苦労は一体何だったんだでしょうか。
家族にも食べてもらいましたが、「レンジで作ってもこんなに味がしみるんだ」と感心していました……というか、前にお鍋で煮た肉じゃがを出したときは、そんなに勢いよく食べてなかったぞ?
焼きそばといえば、屋台などでは鉄板の上で具材を豪快に炒めて作りますが、家で作る場合は、フライパンを使う方が多いのではないでしょうか? これまで焼きそばをレンジで作るというイメージはあまりなかったのですが、レンジでチンした焼きそばってどんな感じなのでしょうか? 実際に作ってみました。
今回使ったのは、レシピ通りローソンセレクトのあらびきウインナーと6品目の野菜炒め(カット野菜)。焼きそばは家にあったものを使用しました。
作り方はいたって簡単。6品目の野菜炒め、あらびきウインナー、焼きそばの順に調理バッグに入れ、ジッパーをしっかりしめてチン。加熱時間はだいたい4分から5分です。(※加熱後は、必ず庫内で3分置く)
作っているとき、炒めない焼きそばってどうなんだろう? と疑念を抱いていましたが、食べてみてビックリ! かなり美味しいです。麺や野菜に味がしっかりなじんでいるうえ、野菜のシャキシャキ感が失われず、麺もほど良いかたさでした。
我が家ではふだん、大きなフライパンで焼きそばを作っています。大きな失敗をすることはないのですが、火が通りすぎて野菜がしんなりしすぎる、麺がなんだかベッタリしている……なんてことも。火加減と炒め方の問題かとは思いますが、この調理バッグで作れば、そんなちょっとした失敗もなくなるでしょう。
ただ1袋につき1人分しか作れないので、家族全員分の焼きそばを作りたいときは、フライパンでまとめて作るほうが、時間と手間はかからないかもしれません。1人ランチをするときなど、1人分をサクッと準備したいときに便利だと思います。
材料と調味料を入れて、チンするだけ
煮込み料理の定番「肉じゃが」を作ってみたら…
「焼きそば」は焼かなくても実はおいしい?!
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