「フレンチトースト」に挑戦したら…う〜ん、これはちょっと
これまでおかずのメニューが続いたので、最後はスイーツ系を1つ。私も大好きな「フレンチトースト」です。
フレンチトーストはおいしくて栄養もあるので、特に朝食として食べられたらいいですよね。でも、朝の忙しい時間に作るのはちょっと大変。もしレンチンで作れたら、なんて素晴らしいことでしょう。というわけで、さっそく試してみました。
調理バッグに牛乳、卵、砂糖を入れて混ぜ合わせる。そこに食パンを入れて、ジッパーをしっかり閉める。平らになるように置いて浸し、10分経ったら裏返す。さらに最低20分程度浸す。そしてレンジでチン! 加熱時間はレンジによって異なりますが、3分30秒~5分程度。(※加熱後は、必ず庫内で3分置く)

調理バッグの中で、10分くらい液に浸すとこんな感じに
とても簡単に出来上がりました。でも、なんだかちょっと玉子焼きみたい?!

出来上がり! 見た目はちょっと玉子焼きみたい
やや不安になりながら試食。
う~ん、これは
「可もなく不可もなく」という感じでしょうか。
「おいしくない」とまではいかないのですが、私個人の好みとしては、いつも食べる”焼いた”フレンチトーストのほうが好きかな……。

ジャムと家にあったフルーツをのせていただきます
フレンチトーストをたっぷりのバターで焼いて、少し焦げ目をつけて食べるのが好きな私にとっては、ちょっと物足りない感じでしょうか。調理バッグで作ったフレンチトーストは見た目通り、味も食感も「玉子焼き」に近い感じでした。(今回たまたま、そのように出来上がった可能性もあります)
ただ、調理バッグの中で液に浸して、そのままチンすれば出来上がるという手軽さは、やはりすごいと思います。フライパンで作る場合は、まずタッパーなどに液を作ってパンを浸し、そのあとフライパンで焼くという工程ですが、これが意外と「手間」に感じることもあります。
前もって、調理バッグでパンを液に浸して冷凍しておき、朝食に食べたいとき、お子さんのおやつで食べさせてあげたいとき、チンすればすぐに出せますよね。私のように、フレンチトーストに妙なこだわりがないようであれば、試してみる価値アリです。
一人暮らしを始めたころ、部屋にガスコンロが付いておらず、しばらくは電子レンジで調理していました。でもそのときは、レンジで調理したおかずが、あまりおいししいとは思えませんでした。正直なところ、今回も半信半疑でしたが、この調理バッグで作ったおかずの仕上がりは、想像以上に高クオリティでした。
1袋につき1人分しか作れない、専用レシピ通りに従って作らなければならず、オリジナルのレシピで作ることはできないなど制限もあるのですが、逆にちょこっとおかずを作るにはピッタリだと思います。
具材にもよりますが、調味料と材料を入れた調理バッグを冷蔵・冷凍しておくこともできるそう。お弁当のおかずや副菜、帰りが遅いパパのための夜食、離乳食など、何か1品必要な時にチンすればすぐに使えるので、便利だと思います。
何より洗い物が出ないのがうれしい! 洗い物だって、毎日のことになればけっこうな負担ですから。なるべくラクして、おいしく、楽しく、日々の食事を楽しみたいですね。
<文/青山文>
青山文
某放送局に勤務していたとき、いきなり思い立ってヨーロッパに語学留学。帰国後はウェブ業界に入り、現在は主に海外ニュースの記事を編集&執筆。ときどき話題の商品レビューや子育てにまつわる失敗談なども書いています。反抗期真っ盛りの小学生の息子と日々格闘中。