手が汚れない「ポリ袋でチーズバーグ」。袋のまま茹でちゃいます
「手抜きご飯って、結局は手抜きにしか見えないよね」。数多くのレシピ本を横目に、こんなつぶやきをしていませんか。気持ちはわかります。しかしプロの家政婦が作る手抜き料理は、レベルがまったく違うのです。
予約のとれない家政婦makoの心底おいしい! 手抜きご飯 myベスト』(東京書店)は、アイデア料理研究家であり、予約殺到の家政婦makoさんが考案した「最速」&「激うま」なレシピ本。多数の著書を持つmakoさんが、手抜きに見えない究極の手抜きっぷりを披露。その数なんと104品!
さっそく紹介していきますね。
本書のポイントは、どこの家にもある家電や道具を使い倒しているところ。ポリ袋に電子レンジ、炊飯器にトースターにフライパン。難しくもなく、高価でもありません。つまり、節約も考慮されているんです。
まずは「手抜きご飯BEST10」の第1位、「ポリ袋inチーズバーグ」のレシピからいってみましょう。
☆ポリ袋inチーズバーグ
※調理時間35分
※ポリ袋は表示を確認し、ボイル可能なものを選ぶ
【材料(2人分)】
A
合びき肉 260g
玉ねぎ 中1/2個(みじん切り)
卵 1個
パン粉 1/2カップ
スライスチーズ 2枚
B
塩・こしょう 各少々
ケチャップ 大さじ3
中濃ソース 大さじ3
<作り方>
1 ポリ袋にAと塩・こしょうを入れて混ぜ合わせ、菜箸などで押さえて2等分にする。
2 タネの真ん中に4つ折りにしたスライスチーズを置いて袋の上から押し、埋め込んだら丸く形を整える。
3 Bを合わせて2に加え、空気を抜いて袋の口を上の方でしばる。
4 鍋に湯を沸かして耐熱皿を敷き、3を入れて30分湯せんする。
※肉ダネをスプーンなどで押してみて、弾力があれば火の通りはOK。
この状況下で長時間自宅にいると、気も滅入ってしまいます。そんな時は、粘土をこねる感覚で、料理で遊んじゃってはいかが。ポリ袋の上からこねるので、手もまったく汚れません。ストレス解消のあとに、おいしくいただいてしまいましょう。
私も作ってみましたが、ポリ袋で調理などほとんどしないので、最初は手間取りました。結果、材料の量に合わせてポリ袋の大きさを決めるのが、マイベストでした。何種類か取り揃えておくといいかもしれません。
『調理器具を使い倒す
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