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売れっ子歌手の「40時間断食」に批判殺到。本人からの猛反論とは?

 先日、英タブロイド紙『ミラー』のインタビューで、「40時間の断食」を行っていることを明かした売れっ子歌手のエリー・ゴールディング。本人としては、自身の健康法について気軽な気持ちで話したようだが、SNSには批判の声が殺到し、思わぬ事態に発展した。これに対し、エリーはSNSで猛反論し、自身が行っている断食は「とても安全」と説明している。

動画再生回数は9億回! 超売れっ子歌手のヘルシーな私生活

エリー・ゴールディング

エリー・ゴールディング

 2009年に歌手活動を始めて以降、爆発的ヒットを連発してきたシンガー・ソングライターのエリー。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚レセプション・パーティーでパフォーマンスを披露するなど、母国イギリスで抜群の人気を誇る。  また、世界が熱狂した官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015年)の挿入歌に起用された曲『ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ』は大ヒットを記録。70の国と地域のiTunesで1位、米グラミー賞で2部門&米ゴールデン・グローブ賞主題歌賞ノミネート、YouTubeでは全世界で9億回の再生回数を更新した。  そんな超売れっ子のエリーは、マラソンを日課にしたり、ジム通いやダイエットに励んだりと、健康志向が強いことでも有名だ。

「ほぼ2日間、水分補給だけ」で炎上

「40時間の断食」もエリーにとっては、あくまで健康法の1つなのだろう。先ごろ受けた『ミラー』のインタビューで、炎症を軽減するという基準に基づき、ほぼ2日間に渡り、水分補給だけしかしないと明かした。 「前日と翌日に意図的に滋養のある食事を摂ることで、とても安全に行っている」 「断食当日は、濃度の高い電解質飲料や沢山の水(加えてお茶やコーヒー)を飲むの。断食は安全で有益よ。糖尿病とか健康に深刻な問題がなければね」(12時間から始めて)自分なりに断食を40時間までやっている。時々の断食は、消化器官を休ませるのに素晴らしい方法よ」 「全ての健康問題の原因となる血糖コントロールや炎症軽減に一役買うから」  医療関係者からの許可を得てこの断食を行っているというエリーだが、SNSには批判的な意見が多く寄せられた。 「断食って言っているけど、これは摂食障害よ。(容姿などを気にして)なるべく食べないようにしている子どもたちを、追い込むことになりかねない」 「若い世代に対して、良いアドバイスだとでも思ってるの?」 「かつて拒食症を経験した自分からすれば、すごく気分が悪い。普通じゃないわ」

本人は「アドバイスじゃない」と反論

 これに対しエリーは、ツイッターで猛反論。「私はちゃんと食べているし、エクササイズもしている。とても健康で、お酒も時々飲む、そして自分の好きなものを食べているわ。その上で週に一度は断食しているのよ。自分を飢えさせてなんかいない。人々から注目を集める立場として、私は自分をいいロールモデルだと思っている」
 また、断食を「アドバイス」しているわけではないと強調し、「インタビューで自分の健康法について聞かれたから、その一つとして40時間の断食について話しただけ」と説明している。  このように炎上してしまったエリーだが、実のところ断食を実践しているセレブは少なくない。たとえば、人気女優のジェニファー・アニストン、イケメン俳優のクリス・ヘムズワース、若手女優のヴァネッサ・ハジェンズ、恐竜映画でおなじみのクリス・プラットなど。さらに、日本でも歌舞伎俳優の海老蔵がたまに断食を行っているようだ。  ひとえに断食といっても、人によってやり方は異なるかもしれないが、セレブの間で人気といわれているのが「インターミッテント・ファスティング」という方法。毎日、食事してもいい時間帯を決め、そのほかの時間帯は水分以外は口にしないというものだ。たとえば、ジェニファー(アニストン)は、朝食を水分のみにして、固形物を16時間取らないようにしているそうだ。  それに比べると「水分だけで40時間」というエリーの断食が、あまりにもハードに見られたのかもしれないが、まさかこんなに批判を受けるとは本人も思っていなかっただろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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