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ムーミンが75周年。グッズ、雑誌の付録、イベント…にファン感涙!

 北欧発祥の人気キャラクター「ムーミン」が、今年2020年に75周年を迎えたのをご存知でしょうか。
小さなトロールと大きな洪水 (講談社文庫) (日本語)

『小さなトロールと大きな洪水』の日本語訳(講談社文庫)

 ムーミンの物語は、1945年に出版された小説、『小さなトロールと大きな洪水』から始まりました。第二次世界大戦後の混乱の中で発売されたため、発行日は現在も不明で、発行部数もわずかだったそうです。  日本では1969年にアニメ放送が始まり、ムーミンと仲間たちが一躍人気者に。昨年、埼玉県飯能市にテーマパーク「ムーミンバレーパーク」がオープンしたり、75周年に合わせて限定グッズが続々と発売されるなど、ますます盛り上がりをみせています。

世界でもっともムーミンがよく知られているのは日本

 キャラクターの愛らしさや、奥深いせりふが魅力的なムーミンの物語。テレビアニメがヒットしたこともあり、日本での認知率はなんと98%。原作者であるトーベ・ヤンソンの祖国フィンランドを超え、世界でもっともムーミンを知っている国だそうです。  それだけ多くの日本人に愛されているからこそ、ムーミンと仲間たちをモチーフにしたグッズは多種多様で、ムーミン公式オンラインショップなどで販売されています。いくつかご紹介しましょう。 ●カーテン
ムーミンカーテン

(C)Moomin Characters TM

 夏の部屋を涼しくしてくれそうな、レースカーテン。よく見ると、個性あふれるキャラクターがあちこちに。北欧ブルーの爽やかさとシンプルなデザインが大人にも子どもにもウケそうです。 ●お弁当箱
ムーミン弁当箱

(C)Moomin Characters TM

 リトルミイと色とりどりのお花があしらわれたランチグッズで、お弁当の時間がもっと楽しくなりそう! ランチボックスは4個セットで、マトリョーシカ式に1つにまとめて収納できます。 ●ビニールショッパー
ムーミンビニールショッパー

(C)Moomin Characters TM

お買い物、旅行、おでかけ……あらゆる場面で便利なビニールショッパー。カラフルな色味は、夏の楽しいイベントを彩ってくれます。 ●ハンディ扇風機
ムーミン ハンディ扇風機

(C)Moomin Characters TM

 実はこれ、料理やライフスタイルを紹介する季刊誌『cookpad plus』2020年夏号(6月27日発行)の付録なんです(単3電池2本付き)。もはや夏の定番アイテムとなったハンディ扇風機、室内でも室外でも使えて、バッグに入るサイズで便利ですよね。リトルミイ、ムーミン、スナフキンが、北欧ブルーでプリントされて涼しげ。今年は猛暑になると噂されているので重宝しそうです。

「ムーミンバレーパーク」も営業再開

 この夏、上記以外にもムーミングッズを付録につける雑誌がたくさんあります。保冷バッグ(ひよこクラブ 7・8月号)、収納ケース(InRed 7月号)、かごバッグ(暮らしと私と北欧と。vol.6)などなど。  やっぱりムーミン人気はそんなにすごいんでしょうか? 前出の『cookpad plus』編集部に聞いてみると――。 「75周年ということもあり、ムーミンの人気が高まっているのを感じていました。『cookpad plus』は去年まで別の出版社で出版されていたのですが、昨年秋に発売された号に『リトルミイの腕時計』を付けたところ、腕時計のクオリティがとても高かったこともあって、1週間近くでほぼ完売するほどの大人気だったと聞いています。  その後いったん休刊して、半年ぶりに復刊したので、『ムーミンのハンディ扇風機』を記念号の特別付録にしました」  たしかに、雑誌を買う大人世代も、子供の頃からずっとムーミンに親しんでいますからね。  新型コロナウイルスの影響で一時閉園していた「ムーミンバレーパーク」も、6月4日に再オープンしました。ソーシャルディスタンスを取るためのマークは、ムーミン谷の仲間たちが地面に足跡をつけたそうですよ。  また、7月4日~8月30日には、あべのハルカス美術館(大阪・阿倍野)で「ムーミン展 THE ART AND STORY」も開催されます。  というわけで、ますますムーミンが盛り上がりそうな2020年なのでした。 <文/女子SPA!編集部 撮影/武井メグミ>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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