昭恵夫人もハマってる?「噂の神ドクター」の講話に潜入してみた|辛酸なめ子
【いまどきの男を知る会 ファイルNo.23 高次元男子の講演会】
ドクタードルフィン先生が文春砲で話題になったのが4月のこと。「神ドクター降臨 in Oita」ツアーで大分県の宇佐神宮を訪問し、そこに昭恵夫人も参加したことが取り上げられていました。新型コロナウイルスへの警戒が強まる中での旅行だったので批判が集まることに。
このニュースを見た時、「卑弥呼のDNAが目覚めるとき」「『卑弥呼の神聖大和魂コード』を、参加者全員にコードイン」といったパワーワードに吸い寄せられました。しかしほとんどの記事はそのことには触れておらず、ドルフィン先生も沈黙を守ったまま……。どうなったのか気になっていたところ、講演会があるというお知らせをいただきました。
タイトルは「88次元からのラブレター [大転換期の特別オンライン講演会]」。3次元~5次元くらいまではなんとなくわかりますが、88次元とは想像を絶します。途中の43次元とか69次元とかはどんな感じで存在しているのか気になります。
サイトの紹介文によると「聴いているだけで、貴方の高次元DNAが目覚め、『スーパーハピネス遺伝子』が起動します。」とのこと。不安な世の中を乗り切るためぜひ発動したいです。ドルフィン先生の少人数でのリアル会場に参加させていただきました。
MCの男性が「すでに88次元に入られている松久正先生に、3次元から魂のバトンタッチをさせていただきます」と紹介すると、85の次元差をものともせず、ドルフィン先生の怒濤のトークが始まりました。
「週刊文春に安倍昭恵さんの件で、そうそうたる顔ぶれと誌面に載りました。まるで国を動かしているのはドクタードルフィンではないかと思わせる記事でした。実はそうなんですけどね(笑)」と、スーパーポジティブな見解が。高次元になるとネガティブな思いや不安や怒りは浮かばなくなるのでしょうか。
「今日は高次元からダウンロードして地球人の誰も知らないお話をしていこうと思います」「88次元からエネルギーを降ろして、聞いているだけで書き換えてしまいます」とのことで、早くも高次元過ぎるヴァイブスで眠気で意識がとぎれとぎれに……。
ちなみに88次元ともなると、感情や個性もなくなり無条件の愛の世界だそうです。そして宇佐神宮での卑弥呼関連の儀式についてですが、卑弥呼を覚醒させ真の天照大御神を目覚めさせ、地球と人類の次元を上げるという重要な御神事だったとのこと。
「霊性邪馬台国」を誕生させたドルフィン先生。直観が鋭い昭恵夫人が、コロナ禍にも関わらず重要な儀式だと感じられて参加を決めたのではと推測していました。結果、バッシングしてきたメディアに対し「叩き役という悪役をしてくれている」と寛大さを見せるドルフィン先生。

ドルフィン先生の怒濤のトークにクラクラ
