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昭恵夫人もハマってる?「噂の神ドクター」の講話に潜入してみた|辛酸なめ子

コロナウイルスは出会う場所も大事らしい…

 講演を終えたドルフィン先生に少しお話を伺うことができました。 「コロナは浴びた方が良いとのことですが、歌舞伎町の夜の街とかに行った方がいいでしょうか?コロナウイルスは出会う場所も大事らしい… するとドルフィン先生は一笑に付されたあと「もっと意識の次元が高い、空気の良いところで浴びた方が良いですよ。エネルギー体なので世界中どこにでもいますから」とアドバイスしてくださいました。エネルギー体のコロナウイルスを、感謝の気持ちで浴びることにより、能力が開花したり性格が変わったりすることもあるそうです。アプリ感覚でウイルスをインストール。 「ウイルスと共存する感覚で、一緒に遊びましょう、と、自分から握手するくらいが良いですよ」  小市民としてはなかなかそんな勇気が出ないですが、88次元は慈愛に満ちていることを感じさせるお言葉。ドルフィン先生は「RNAのシンプルな構造でできているコロナウイルスは、シンプルに生きることを教えてくれている」「大宇宙の意識を受け継いでいる」などとウイルスを絶賛していました。ウイルスをホメて好意的に捉えることで恐怖や嫌悪感を手放すことができます。  ただ、素人がコロナウイルスに対して好意的な発言をしたり、マスクをしないでいると周りの友人知人が離れていきそうな予感もしますが、「次元上昇すると、次元降下する85%の人とは会わなくなったり交流しなくなります」とのことなので、レベルが高い「振るい分け」だと思うのが良いかもしれません。何か言われたら「この人は次元降下」と……。炎上しがちな殺伐とした世の中を生き抜く知恵も学べました。 <文&イラスト/辛酸なめ子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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