米津玄師「感電」が1位独占、なぜこんなに次々と売れるのか
気の毒になるぐらい聴き手にサービスしてくれる
もちろん、ひとつ大ヒットが出ると、似たものを求められる世知辛い事情もあるでしょう。それは米津玄師に限らず、星野源だってあいみょん(25)だってOfficial髭男dismだって同じこと。いまの売れっ子に共通するのは、注文通りに納品する力なのです。 だからでしょうか、彼らの音楽を聴いていると、肩が凝ってしまうときがあります。仕事や作業の労苦がにじんでいるからなのですね。少し気の毒になるぐらい、1曲の中で聞き所となる心地よいサービスフレーズがふんだんに盛り込まれている。米津玄師 MV「Lemon」⚡️5億再生⚡️突破!!
— REISSUE RECORDS (@reissuerecords) December 17, 2019
公開より1年295日での達成となりました。こんなにも沢山の方に聞いて頂き感謝が尽きません👏https://t.co/ZKZVLzsC2E pic.twitter.com/WePdpT4P3s
米津玄師の“くだらない曲”も聴いてみたい
石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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