実家の日本人形の目が動いた!? お寺で供養してもらったら…
娘に続いて母親も目撃
人形を処分した後、両親の体調が改善
しかし、すでにゴミとして普通に処分して後で自分たちの身に何か起きるのも怖かったため、人形供養も行っている県内のお寺に持って行って処分してもらうことに。
この年のお盆休みに帰省した際、両親とそのお寺を訪れた未稀さん。住職に人形を渡すと、しばらくジーっと見つめて「確かに、こちらで引き取ったほうがいいかもしれませんね」と言われたそうです。
「その含みを持たす言い方が気になりましたが、きっと聞いたところで怖くなるだけでしょうし、それ以上に私も両親も一刻も早く手放したかったので、詳しいことは聞きませんでした。こんな形でお話する機会があると知っていれば、聞いておいたんですけど(笑)」
ちなみに人形を処分した後、母親が長年苦しんでいた片頭痛がウソのようになくなり、年に数回は熱を出して寝込んでいた父親もほとんど風邪すら引かなくなったそうです。
「単なる偶然だと思いたいですが、やっぱりあの人形の仕業(しわざ)だったのかなって。今となってはそれを確かめる術はありませんけどね」
怪奇現象がなかったとしても人形は処分に困るもの。全国各地には人形を供養してもらえるお寺もありますし、ゴミとして捨てるよりはそういった場所に持ち込むのがいいのかもしれませんね。
―私が「手放して」よかったもの―
<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>
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トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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