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毛抜きで前髪を抜く女性。職場の「おでこ出しルール」に困ったあげく…

 ライターの高木沙織です。  かつてグラホ(グランドホステスの略、現在のグランドスタッフ)として6年間勤務してきた私。みなさんが空港で接する、航空会社の地上職員です。
富士額がイヤ。オールバックが基本の空港スタッフ女性、トンデモ行動に走る

写真はイメージです(以下同)

 航空会社職員のお団子や夜会巻きでピッチリ・キレイに整えるヘアスタイルは何10年という長きにわたって守られてきた伝統のようなもの。これは今も変わらないでしょう(なかにはショートヘアやボブの人もいます)。  私も6年間このヘアスタイルで勤務をしてきましたし、セットが思いのほか簡単なことからも結構気に入っていたのでした。  そう、あの新ルールが導入されるまでは……。

グランドスタッフなのに茶髪OK?

 私が勤務していた航空会社は外資系だったこともあり、ヘアスタイルに関する大まかな決まりはあったけれども比較的緩やかだったように思うんです。 グラホなのに茶髪OK? 例えば髪の色。国内の航空会社職員のトーンレベルは黒もしくは限りなく黒に近いダークブラウンが一般的なのに対して、私たちはやや明るめのブラウンでもOK。これは、職員の国籍がさまざまだったことにも関係しているのかも。もしくはピッチリまとめ髪にしてしまうので、髪色が多少明るくても気付かれにくいというところもあったのかもしれません。 「この色かわいいですねー」って、美容室でのオーダーも迷うことなく流行りのカラーを選んでいたくらいですから。

前髪はオールバックが主流だったけど…

 あとは前髪。オールバックもしくは両サイドにピッチリ分けておでこを出す国内の航空会社で勤務するグラホのみなさんを横目に、当時の私は斜め前髪。大流行していたんですよ。だけど、航空会社職員にとってはやっぱりグレーゾーン。「清潔感第一」、ですから。
前髪はオールバックが主流だったけど…

元グラホ、現ライターの高木沙織さん

 髪色はよくても、斜め前髪は目にかかるし動くとバサッと乱れるしで接客業のなかでもヘアスタイルやメイクに規則のある業種では好ましくないとされるんですね。現に、国内の航空会社で勤務する友人からは…… 「ねぇ、その髪型って会社から怒られたりしないの?」と言われたことが何度かあります。たしかに、空港の外で会う人は私が航空会社勤務だと言わなかったらわからないでしょう。それくらい自由。 それに私はというと……「注意されなければOK!」くらいにしか思っていなかったんです。  でもね、それからほどなくしてやって来たんですよ。その日が……。
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それだけはご勘弁……な新ルール
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