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“ローテーブル腰痛”に効く簡単ストレッチ、左右10回ずつでOK

 柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。  今回はローテーブルで起こる腰痛、「ローテーブル腰痛」の解説と対処法をご紹介します。

ローテーブル作業で腰痛になるメカニズム

ローテーブル作業で腰痛になるメカニズム

写真はイメージです

 毎日デスクに座ってPC作業をしていた人が急なテレワークで自宅のローテーブルにノートPCを置いて作業をし始めると、腰を痛めることが多くあります。  しかも筋肉量が少ない女性に多くみられる症状で、痛い場所は一般的な腰痛部分ではなく、お尻と股関節の間あたりでなんとも言えない場所に発生します。  ローテーブルでPC作業をする際、床に直接お尻をつけて座る(あぐらのような姿勢)によって、骨盤が後ろに傾いて猫背になります。  これにより骨盤の中にある腰の筋肉に負担をかけ続けてしまい、その後立った時にこの筋肉の伸び縮みが悪くなっているため、一気に筋肉が傷んでしまいます。これがローテーブル腰痛の発生メカニズムです。

体重増加につながる可能性も

悪化すると歩行困難になる可能性も

写真はイメージです

 この腰痛が怖いのは、ただ単に腰が痛いだけではないところです。  本来、腰の筋肉は歩行動作においてとても重要な役割を持っています。ところが腰に痛みを生じると、腰をかばおうとして歩き方が崩れ、十分な歩幅が確保できなくなります。  そうすると足首に負担をかけ捻挫を起こしてしまったり、運動量が少ないために体重が増加してしまったりなどのリスクも増えてしまうのです。  では、実際にローテーブル腰痛を解消するためのストレッチをご紹介します。
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寝たままできる簡単ストレッチ
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