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『半沢直樹』片岡愛之助のオネエ再び。“部下の股間にぎり”2連発に爆笑した

片岡愛之助演じる黒崎の登場に、胸がアツくなる

 第3話で半沢は、瀬名社長にフォクスの逆買収を提案します。そして、フォックスの株価を下げるために様々な策を打ち出すのですが、これを嗅ぎつけた証券取引等監視委員会の黒崎駿一(片岡愛之助)が東京セントラル証券に立ち入り検査にやってきます。 「証券取引等監視委員会のガサ入れが入ったぞ!」と社内に情報が入った瞬間、半沢の背景がぐにゃりと歪み、人だかりの奥から颯爽と黒崎が登場。脇目もふらずに半沢のところまで歩み寄ります。  この演出がなんとも絶妙で、役者の顔芸が見所の『半沢直樹』ですが、なにか事件が起きるときの画面の演出が毎回素晴らしく、見せ場を最高に盛り上げてくれます。真っ赤なネクタイにウェービな髪の黒崎が「ここでも随分とおイタしてるんじゃないの?」と半沢を挑発。さらには「これ、直樹の(パソコン)ね?」と、いきなり直樹呼ばわり。「黒崎がパワーアップして帰ってきたー!」と見ている方もテンションが上がります。  顔芸の大和田・伊佐山に対し、立ち姿と声色・なめらかな動作でそのクセをあらわすのが黒崎。歌舞伎役者の演技に圧巻で目が釘付けです。  ここから、フォックスの買収計画書を徹底的に探そうとする黒崎と半沢の戦いが始まるのでした。

吉沢亮がイケメンすぎるSEとして大活躍

 半沢は、フォックスの買収計画書を岡社長と半沢だけしか知らないクラウドの秘密の隠し部屋に入れていたのですが、黒崎陣営は隠し部屋をいとも簡単に見つけだします。隠し部屋を見つけた黒崎は「いやっほうー♪」とガッツポーズ。もうかわいすぎます。SNSで「黒崎がマリオになっている」というつぶやきを見てさらに爆笑。こんなに軽快でかわいいガッツポーズは見たことがありません。得意技「男性部下の股間握り」も大サービスで2連発。  ちなみに、黒崎はガサ入れの最中、「直樹がねぇ♪ ネットでヨチヨチかくれんぼ♪」と、謎の替え歌をちょいちょい歌っているのですが、それすらもかわいいです。しかし、その歌が気になりすぎてストーリーに集中できず「その歌もういいよ…」と思わずテレビの前で独り言が出そうになりました。  フォックスの買収計画書を黒崎が開く前に、なんとかクラウド上からデータを削除しようと瀬名陣営も動きます。そして東京スパイラルの天才プログラマー・高坂圭(吉沢亮)が登場し、遠隔操作でこのファイルを消去します。高坂は「まだファイルは消えないのか!?」と焦る瀬名社長を「うるさい!」と一蹴。クセのある天才という感じがイイ演技。黒崎がファイルを開けるのが先か高坂がファイルを消すのが先か、という手に汗握る展開が続き……無事、ファイルは黒崎が見る前に消去されたのでした。
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デキる男すぎる半沢にシビれまくり
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