Fashion

セクシー過ぎ?布一枚の“ナプキントップス”が流行。マスクと兼用できる商品も

 欧米には、夏になると日焼けも気にせず、露出度の高い服を着たがる女性が多いイメージがありませんか?  コロナ禍でしばらく家にこもっていた反動からか、今年はいつにもまして肌見せを強調するスタイルが流行っているといいます。

欧米人も“際どすぎる”と自認する背中丸見えスタイル

 英『デイリーメール Daily Mail』によると、今夏も“際どいファッショントレンド”は健在。中でも、紐で結ばれた薄手の生地で胸元を隠す、背中のがっつり開いたトップスが流行っているそうです。  ファッションサイト「フー・ワット・ウェア Who What Wear」 で、「ナプキントップス」と名付けられたこの新トレンドは、飲食店のナプキンのような布と細いストラップだけで構成された超セクシーなトップス。
 これは90年代にブームとなった、スカーフを三角形に折りたたんでバストに巻きつけるオフショルダースタイル、「スカーフトップス」のアップデート版で、薄手の一枚布を極細ストラップによってのみ固定する、かなり心細いつくりになっています。  欧米の中であってもかなり大胆なスタイルのようで、同誌の「今夏ナプキントップスを着たいと思いますか」という問いにも、「Yes」が42%なのに対し「No」が59%と不支持派が過半数以上にものぼりました。
 それでも、LA発の「CULT GAIA(カルトガイア)」やロンドン発の「TOPSHOP(トップショップ)」、セレブご用達のオーストラリアブランド「I.AM.GIA(アイアムジーア)」など、多数のレーベルがナプキントップスを発売しており、モデルのシャニーナ・シェイクをはじめ、多くのインフルエンサーがインスタグラム上でナプキントップス姿の自撮り写真を投稿。
 シャニーナは、シャイニーピンクのナプキントップを「JACQUEMUS(ジャックムス)」のリネンパンツと合わせてディナーへ。テーラードパンツと合わせることで、セクシーに振れ過ぎないよう着こなしています。

コロナ予防にフェイスマスクとのハイブリット型も登場

 ナプキントップスは様々な素材で作られ、その価格もリーズナブルなものから少し高価なものまで幅広く揃っているようです。 「フー・ワット・ウェア Who What Wear」によれば、ニューヨークを拠点にしたファッションブランド「KES」では、新型コロナの感染予防対策としてすでにシルクやコットン素材のマスクを扱っていましたが、トレンドのナプキントップスとしても使用できる100%シルク素材のフェイスカバーを新発売したとか。
 ストラップを耳にかけるとマスク代わりに使えるバンダナスタイルのフェイスカバーに、首にかけるとナプキントップスになるハイブリットな商品で、白・赤・黒の3色、各65ドルで売り出されています。  他にも、「TOPSHOP」ではナプキントップス12ドル、「I.AM.GIA」なら価格は30ドルから、「CULT GAIA」はシルクのピースを240ドルで販売。  猛暑が続く今年の夏、コロナ禍で外に出られない分、家の中だけでならいつもより大胆になってみるのもいいかもしれませんね。ただし、リモート会議のときなどに間違って着用しないよう気をつけましょう。 Sources:「Daily Mail」「Who What Wear」「Who What Wear」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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