トロールズ人形、脚の間のボタンで「うふふ」と声が?炎上・回収騒ぎに
子ども向けアニメ映画の公開にあわせ全米で発売されたトロール人形に、不適切なボタンが付いていると問題となり、この8月、回収騒ぎに発展しています。
トロール人形といえば、アラフォー世代にとっては高校時代の思い出と直結する人も多いはず。
もともとノルウェーの民話に出てくる妖精をモチーフにしたトロール人形は、逆立ったカラフルな髪が特徴のアメリカ生まれのソフトビニール製人形。90年代に日本でも女子高生の間で“縁結び”のお守りとして、学生カバンなどに付けて持ち歩くのが流行していました。
本場アメリカでは今でも幼い子どもたちに人気があり、毎年少しずつデザインや機能がアップデートされ、多くのおもちゃメーカーから新製品が発売されます。
今回問題となったのは、アメリカ・ロードアイランド州に本社を置くおもちゃメーカー「Hasbro(ハズブロ)」が新しく発売したトロール人形。
CNNによると、3Dアニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』(4月に全米公開、10月2日より日本公開)の主人公ポピーを人形にしたもので、お腹を押すとクスクス笑ったり、歌ったり、「抱っこして」とおねだりする仕様の人形でした。
ところが、お腹とは別にもうひとつの隠れボタンが脚の間に設置されており、しかもその声が「うふふ」「うーん」など、聞き方によっては喘ぎ声のようにも聞こえてしまったため、子どもたちに悪影響だと、発売中止・回収を求める署名活動がChange.org上で始まったのです。
「私たちの社会は、子どもたちに小児性愛や幼児虐待を楽しいことだと教えたいのでしょうか? いいえ、冗談じゃない。そんなの楽しいことではありません。(この人形は)長期的に子どもたちに精神的・肉体的に悪影響を与えます」
署名活動を始めた女性は嘆願書の中でこう訴えると、56万人以上の署名を集めました。
アラフォー世代の縁結びのお守りが虐待を連想?
変な場所にあるボタンを押すと「うふふ」!?
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