4話もお読みいただきありがとうございます。飲み歩き大好きな原作担当ひろみんです。
あとがきでは4話のテーマでもある「カレーのあたま」に着目して、お話しようと思います。
カレーライスのライス抜き=あたまのみだから「カレーのあたま」。
いつからかカレールーのことを「カレーあたま」や「カレーのあたま」と呼ぶようになり、近年では飲み屋さんのメニューで「カレーのあたま」という表記を目にすることも増えたように思います。
単純にカレールーでいいのでは?という話なのですが、「カレーのあたま」の方がなんだか通っぽい(笑)。そんな理由から、この言葉を使い始めたと記憶しています。

(三兵酒店さんのじゃがカレー)
初めてカレーのあたまで飲んだのはいつだろう?
そんなことを考えていたら、池袋の「三兵酒店」さんのカレーが頭に浮かびました。
池袋の老舗酒屋であり、立ち飲みコーナーが併設されていてちょっと一杯できるお店なのですが、こちらに「じゃがカレー200円」という人気メニューがあるんです。
飲み歩きを始めたばかりの当時、「カレーで飲めるのか~?」と新鮮でワクワクした気持ちになったことを覚えています。

三兵酒店さんのじゃがカレーは、じゃがいもがゴロっと入ったどこか懐かしい家庭的なカレーで、辛口でお酒がスイスイとすすんでしまうのですよ。
そして、そんな辛口のカレーを少し甘みのある青汁割りで流し込むと最高! おまけに、少し健康になった気分になれます。

(ドラム缶 大塚店さんのチーズカレー)
また、カレーのあたまといえば「ドラム缶」さんでもおなじみ。
ドラム缶さんは、東京都内をはじめ日本各地に店舗のあるフランチャイズの立ち飲み居酒屋。雰囲気やメニューなど店舗によって特徴が違っていたりもするのですが、どの店舗でもカレーを目にする機会が多いです。

ドラム缶さんでは、カレーのあたまに、チーズトッピングができたり、コロッケやハムカツなど揚げ物と合わせたりできるのも楽しく嬉しいポイント。

揚げ物をカレーにディップ。お酒がすすんでしまいます。

ドラム缶さんの中でも、何度かお邪魔している「ドラム缶 大塚店」さんのチーズカレーがお気に入りです。
その他の飲み屋さんでも、様々なカレーのあたまを目にします。

カツカレーのあたま。

ぎょうざカレー。

パンの耳が添えられているカレー。

自家製のこだわりカレー。
お酒のおつまみとしても飲兵衛に愛されているカレー。今宵はカレーのあたまでちょっと一杯飲まれてみてはいかがでしょうか。お酒がすすむこと間違いありません!

ちなみに自宅でもカレーのあたまで飲むことがあるのですが、いなば食品さんの缶詰「チキンとインドカレー 黒カレー」がお気に入り。
まず、つまみにするのに丁度いい量! ほろほろとやわらかい鶏肉がゴロっと入っていて、コクを感じつつ、しっかりスパイシーでお酒がすすみます。
さて、今回はこの辺りで4話のあとがきを〆たいと思います。
ではまた5話でお会いしましょう。
<文/ひろみん>