「猫を飼うと結婚できない」はウソ。猫のおかげで結婚できた34歳女性
こんにちは。恋愛コンサルタントの菊乃です。
「28歳の時に親しい友達が結婚することになって、このままじゃいけないと思って猛烈に結婚したくなったんです。20代のうちに結婚相手を探さないとマズいと思って、かなりの数の合コンや婚活パーティーに行きました。
でもいいなと思える男性は私を選ばない。あれほど20代のうちにと思っていたのに気づいたら30代、でも婚活ではそんなに大きな変化がなかったんです。そこで、焦ることないかなと安心しちゃったんです」
34歳アヤさん(仮名)は、大学時代に付き合っていた彼氏と別れてから10年以上彼氏がいません。1年ほど婚活していたけれどうまくいかずフェードアウト。アラフォーの入り口が見えてきてもう一度婚活しようとご相談にいらっしゃいました。
30歳の時に、アヤさんはある出会いがありました。知り合いが生後間もない子猫を保護し、飼い主を探していたのです。飼うつもりはなかったのですが、写真を見て心を掴まれてしまい、アヤさんは飼うことにしました。
当時実家暮らしだったアヤさんの決断に、ご両親は「独身の娘が猫なんて飼ったら嫁にいけない」と愚痴をこぼしつつ、しぶしぶ受け入れたそうです。
トイレもしつけられていない子猫だったので、たいそう手間がかかりましたが、餌をねだってくる小さい命がいとおしくてたまらなかったそうです。生後5か月程になったころ、アヤさんはペット可の物件を探して、子猫とともに一人暮らしを始めることにしました。
旅行も行かず、彼氏も作らず猫のために働き、気が付いたら33歳。でも、その間はとても幸せだったと話します。アヤさんが猫に夢中になる間、婚活をするきっかけになった友達は出産し、育休の後復職していたそうです。