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宇垣美里が女性におすすめ“アガる映画”4選「私も戦わねば!ってなります」

『お嬢さん』

●作品あらすじ:令嬢・秀子の莫大な財産を狙う、詐欺師・藤原伯爵は、詐欺グループに育てられた少女スッキを雇い、メイドの珠子として屋敷へ送り込む。支配的な叔父の上月と暮らしている秀子は、新しく来たメイドの珠子に心を開き、珠子もまた秀子に惹かれていく。やがてお互いに身も心も許すようになっていくが……ストーリーは驚愕の結末へと向かう。 『お嬢さん』公開:2016年8月 監督:パク・チャヌク 「完全に搾取される側だった、独りぼっちの令嬢と、彼女を騙すために近づいた侍女が、どんどん2人だけの関係を深めていくんですけど。頭を使って、自分たちを虐げてきた男たちの裏をかき、活路を開いていく様がすごく爽快です。  三部構成になっていて、一章で『そんな酷いことが?!』というような目を背けたくなるシーンがあるのですが、どんどん観続けていくと、『ザッマーミロ!』ってなると思います。R18+映画なので、官能的な描写もありますが、それも含めて彼女たち2人の関係。それに美しいですしね。  全体的に雰囲気が湿っぽく、抑圧された部分がたくさんあるからこそ、最後彼女たちが自由を手にしたときの開放感がたまりません」 <文/宇垣美里 取材/女子SPA!編集部> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
宇垣美里
’91年、兵庫県生まれ。同志社大学を卒業後、’14年にTBSに入社しアナウンサーとして活躍。’19年3月に退社した後はオスカープロモーションに所属し、テレビやCM出演のほか、執筆業も行うなど幅広く活躍している。
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