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宇垣美里が女性におすすめ“アガる映画”4選「私も戦わねば!ってなります」

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』

●作品あらすじ:ガリ勉女子高生コンビのエイミーと親友モリーは、高校生活のすべてを勉強についやし、輝かしい進路を勝ち取った。  ところが、チャラチャラ遊んでばかりいた同級生たちも、ハイレベルな進路を歩むことを知り驚愕。ふたりは失った4年間を取り戻すべく、卒業パーティに乗りこむことを決意する。 『ブックスマート』公開:2020年8月 監督:オリヴィア・ワイルド 「2人の友情関係がとにかく素晴らしいです。あぁ、こういう親友がいるだけでどれほど人生は豊かになるだろうって。めっちゃアガります! 謎のダンスを踊って、ふたりでキャッキャ笑ったりしてるんですよ。 『私なんてどうせ』と卑下するモリーに、エイミーがすぐさまビンタして、『私の親友の悪口は許さない』って怒るんですけど。心の底から好きなのがバシバシ伝わってきて、『最高じゃん!』と思いながら観てました
「この先、それぞれまた違う親友を手に入れるかもしれないけれど、まだ固い蕾である時代に、狭い世界を共にした人って、一生心にあり続けるんだろうなぁって思いました。私も、あの頃の友達に会いたくなりました」 【宇垣さんの『ブックスマート』レビュー記事】⇒宇垣美里「最強の親友こそ、必要不可欠だ」/映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』

『ヘアスプレー』

●作品あらすじ:ダンスとおしゃれが大好きな、ぽっちゃり女子高生のトレイシーは、地元の人気ダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」の大ファン。ある日、新メンバー募集のオーデイションが開催されることを知り、母親の反対を押し切って、参加するけれど――。 『ヘアスプレー』公開:2007年10月 監督:アダム・シャンクマン 「大好きなミュージカル映画です。スターを夢見るふくよかな体型の女の子が、お母さんにも周りの子にも『そんなに太ってたらムリでしょ』って言われるけど、『私はスターなりたい!』と未来を切り拓いていく姿に勇気づけられます。  他人の目なんて気にせず、『べつに、キュートじゃない?』って感じが、とても気持ちがいいです。“私なんて”という考え方って、なんてバカバカしいんだろう。言い訳してるだけだよね結局、って思いました」  舞台は、1960年代のアメリカ合衆国・ボルチモア。まだ人種差別が色濃く残っていた時代です。 「黒人の友達ができて、パーティーで踊ろうって誘うけど、一緒には踊れないと。肌の色で踊るスペースが区切られているような時代なんですよね。ダンス番組にも、月に1回、ブラック・デーという黒人のみの出演日があって、その日しか踊ることを許されてなかったんです。ところがそれすら廃止になってしまって。すると彼女は『あたしたちと一緒に踊ればいいじゃない!』って、これまた未来を切り拓いていく姿に元気がでます」
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「ザッマーミロ!ってなります」
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