オクラを生で!? JA全農 のTwitter レシピがすごい。“中の人”に直撃
食欲の秋がやってきました。SNSで料理レシピを投稿するアカウントは増えていますが、なかでも異彩を放っているのが「全農広報部」のTwitterアカウント。
“全農”とは全国農業協同組合連合会の略で、農畜産物の販売や生産資材の供給など、全国の農家と消費者をつなぐ経済事業を担う組織のことです。
試したくなるレシピ、食欲をそそる写真…
その広報部が紹介するレシピは、特別な調味料などを必要とせず、旬の食材そのものの味をとことん活かしたものばかりで、写真を見ているだけで食欲をそそります。最近では「なめ茸の炊き込みご飯」「オクラのピクルス」など……。 たとえば「オクラのピクルス」は、オクラを生のまま塩をふって板ずり→水洗いしてピクルス用のお酢につけるだけ。うーん、おいしそう! 毎度多くのリツイートや「いいね」を獲得するレシピを考える“中の人”って、いったいどんな人なんでしょう? 女子SPA!取材班が話を聞いてみました。なめ茸の炊き込みごはん。規定量の水で30分浸漬したお米になめ茸を載せて炊くだけです。お米2合対してなめ茸100gを載せて炊いたら薄味めの炊き込みご飯になりました。お好みでなめ茸率をupしてもよさそうです。「あったかいごはんにぴったり」は、一緒に炊いても安定の旨さでした。 pic.twitter.com/4zqKujMNr6
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) 2020年9月10日
7人メンバーでレシピ案を出し合う
――Twitterで紹介しているレシピが大きな反響を呼んでいますね。どんな方がレシピを考えているのですか? 全農広報担当者(以下、全農):レシピに限らず、投稿内容は広報・調査部、広報企画課のメンバーで案を出し合っています。男女ともにベテランから若手まで在籍していますが、食べることや料理が好きなメンバーばかりなので「この前、〇〇作ったら美味しかった!」なんていう日常会話からアイディアが生まれたりしています。お酒を好きな人も多いので、おつまみにもなるレシピが多いかもしれません。 ――では、料理家や調理師など専門的な知識を持っている方ではなく、純粋に食べることや料理が好きな職員の方が考案されているということでしょうか? 全農:はい、そのとおりです。ただ、食材に関する知識は持っているつもりです。本会には各食材(お米、野菜、お肉、卵、牛乳など)を取り扱っている専門部署がそれぞれにあり、それらの部署で仕事をしたことがあるメンバーもいますし、各部署の知恵を借りてツイートすることもあります。 あとはメンバーについて、何をお伝えしたらいいのか迷うのですが……試しに好きなおにぎりの種類を聞いてみたら、「五目ごはん、チーズおかか、高菜明太、梅(特に梅肉タイプのもの)、ドライカレー、もち麦入りのおにぎり、煮卵」でした。そんな7人7色なメンバーで発信しています。全国のピクルス好きの方へ。オクラのピクルスをぜひ試してほしい…。ヘタを取って塩で板ずりして水洗い後、らっきょう酢やピクルス用の調味酢(もちろん自作でも)に漬けて一晩冷蔵。食感がたまらんです。私の中のピクルス野菜チームでオクラはベンチ入りしたこと無かったのですが今後は4番争いしそう。 pic.twitter.com/dbM6VpJ3QK
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) 2020年9月8日
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