実践編。レトルトのスープカレーは栄養成分に要注意!
スープカレーは一般的に高脂質な商品が多いので、レトルトや外食で食べる場合には注意しましょう。レトルトでしたら、パッケージに記載の栄養成分を必ずチェックしてください。
たんぱく質が多く、できるだけ脂質が少ないスープカレーを選ぶことがポイントです。ここからは、具体的に2種類のレトルトスープカレーを比較し、脂質含有量の違いを紹介します。
写真:筆者撮影(以下同じ)
栄養成分表示(1食あたり)
エネルギー 172kcal
たんぱく質 10.1g
脂質 9.8g
炭水化物 11.1g
食塩相当量 3.7g
「マジックスパイススープカレー」は、カレーにしては脂質が少なめなのが特徴です。ただ、食塩相当量が多い※ので、浮腫みやすい人は注意しましょう。
※18歳以上の男性7.5g未満/日、女性6.5g未満/日が目標値なので、1食で1/2日分の塩分摂取となる。目標値は、日本人の食事摂取基準(2020年版)より。
北国からの贈り物 まるごとチキンレッグスープカレー(ベル食品)
栄養成分表示(1食あたり)
エネルギー 570kcal
たんぱく質 29.2g
脂質 41.9g
炭水化物 19.1g
食塩相当量 2.4g
「北国からの贈り物 まるごとチキンレッグスープカレー」は、たんぱく質が多くてGOODですが、脂質が41.9gと多いのでダイエットには不向きです。食べる場合は「ダイエット中のご褒美」として食べてくださいね。
このように同じスープカレーでも、栄養成分が大幅に異なるので、ダイエット中は注意しましょう。