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マスク生活で起きる意外な健康トラブル。歯周病、肌荒れリスクも

 ウィズ・コロナ時代の今、大半の人が習慣的にマスクを着用するようになりました。夏にはマスクによる熱中症のリスクが呼び掛けられていましたが、その他にも、長期間のマスク生活が人の身体に悪影響を及ぼすことがあるそうです。
マスク

※画像はイメージです(以下、同じ)

 そこで今回は、マスク生活がもたらす健康トラブルの原因と対策、さらに子供に与える大きな影響について、みらいクリニック院長・今井一彰医師に教わりました。

“マスクシンドローム”とは?

 アレルギー性鼻炎や気管支喘息など、日々多くの患者さんを診察している今井先生によると、マスクを習慣的に着用するようになったことで、私たちの心身に“マスクシンドローム”とも言うべき症状がもたらされているそうです。マスクシンドローム……あまり聞きなれない言葉ですが、どういう意味なのでしょうか? 「マスクシンドロームとは、マスク着用による不調の総称。熱中症や肌荒れ、口臭といった自覚しやすい症状から、表情筋の衰え、口呼吸のリスク増加、咀嚼(そしゃく)機能の低下といった自覚しにくいものまで、その症状は多岐にわたります」(今井医師、以下同)  今井医師が挙げる症状例は以下のとおり。 <マスクシンドローム 症状例> ・歯並び悪化 ・虫歯、歯周病 ・睡眠時無呼吸症候群 ・上気道炎 ・集中力低下 ・便秘 ・頭痛、めまい ・気管支喘息 ・ほうれい線、しわ、たるみ ・うつ状態 ・食事のムセ ・肌荒れ etc.

マスク生活がもたらす“健康トラブル”の原因

めまい マスクを習慣的に着けることで、こんなにも多くの健康トラブル(=マスクシンドローム)が起きる可能性があるなんて、恐ろしいですね。でも、一体なぜこうした不調は起きるのでしょうか?  今井医師は、以下にあげた2つが主な原因であると指摘したうえで、その症状も深刻になりやすいと注意を呼び掛けています。 ①口呼吸の増加  マスクは気道抵抗を高めるため口呼吸になりやすく、口呼吸は口内炎や歯周病の悪化のみならずアレルギー性疾患の増加にも繋がります。 <症状例:睡眠時無呼吸症候群、便秘、集中力の低下、頭痛 etc…> 「口呼吸改善の専門家」として知られる今井先生はさらに、気管支ぜんそく・糖尿病・気管支炎・肩こり・肺炎・インフルエンザ・風邪・花粉症・鼻炎・高血圧・過敏性腸症候群・胃炎・口内炎・痔・冷え症・虫垂炎・下痢・腰痛などの身体的症状に加え、疲れ・倦怠感・副腎疲労・パニック障害などにも口呼吸が関係していると説明しています。メンタル面にも関係しているのは不思議に思いますが、これは呼吸と自律神経が密接な関係にあるからだそうです。 ②表情筋の衰え  マスクを常に着用していると、無自覚のうちに表情筋を使わなくなり、衰えていきます。表情筋の衰えは、うつ状態など感情変化やひいては食事中のムセなど誤嚥の危険性に繋がります。<症状例:老化(ほうれい線、しわ、たるみ)、食事のムセ、うつ状態 etc…>
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子供は特に注意が必要。そのワケは?
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