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人気歌姫、水着姿で“傷あと“をあえて披露「ずっと隠してきたけど…」

 ここ数年は病気や失恋などつらい出来事が重なり、思うような活動ができていなかったセレーナ・ゴメス(28)。けれども、最近はすっかり元気になったようで、歌手活動や番組MCなど多方面で活躍、さらに新恋人ができたことを“匂わせる”など、仕事も恋も充実した様子をみせている。そんなセレーナが先ごろ、自身の体に残る“傷痕”をあらわにした姿をSNSで披露し、話題になっている。

見られるのが嫌でずっと隠していた

 2017年に自己免疫疾患であるループスという名称でも知られる全身性エリテマトーデスにより腎臓移植手術を受けたセレーナ。手術後は、右の太ももにできた傷を隠そうとしていたというが、現在は自信を持って見せられるようになったそうだ。  先ごろ、傷痕をあらわにした水着姿の写真をインスタグラムに投稿したセレーナは、こう綴っている。 「腎臓移植手術を受けてできた傷を見せることは、最初はとても辛かった。写真にそれが写るのが嫌だったから、傷痕が隠れるような服ばかり着ていたこともあった。でも今は、自分に自信が持てるようになった。経験してきたことにもね。だから、その傷に誇りを持っているわ」  今回、セレーナが着ている水色の水着は、長年の友人が立ち上げたスイムウェアブランド『ラ・マリエット』のもの。投稿の中では、「女性たちに“全ての身体は美しい“というメッセージを送っているラ・マリエット。始動おめでとう」とも綴っている。

助けを求めたことで、私は強くなれた

 これまで、全身性エリテマトーデスのほか、うつ状態や不安などメンタルヘルスの問題も抱えていたことを明かしているセレーナ。けれども、そうした経験に感謝しているとも語っている。
「(後悔なんて)全くないわ。もちろん自分に起こって欲しくなかったと思うこともある。けどそれなしでは、今同じことを経験している人々を代表して発言することはなかった。私は、ループスそして腎臓移植手術を経験し、名声とそれに伴う疲弊、うつ、不安、色々なメンタルヘルスの問題も抱えていた。どれも私をとても困惑させるものだった。今は、私の人生に起きたそういった出来事に感謝している。これから楽になるという意味じゃないけどね。でも、私はずっと強くなった。だから、勇敢に、そしてより大胆に意見を発信していくわ」  そして今年4月には、うつ状態と躁状態を繰り返す双極性障害と診断されたことを告白したセレーナ。これまで精神的な葛藤を抱えていたが、自分が双極性障害だと知ったこと、その知識を多く得ることで、救われたとも語っている。  こうした経験から、セレーナは「レア・インパクト・ファンド」という基金を設立し、メンタルヘルスのケアが必要なコミュニティを支援していく考えを示している。
 また今月には米芸能誌『ピープル』に登場し、自分自身の心とどう向き合うかについて、次のように語っている。 「もう希望など見出せない時期もありました。ベッドからなかなか起き上がれないことさえあったのです」 「色々と試しましたが、私が絶対にやめなかったことが1つだけあります。それは助けを求めること。最も難しいことではありますが、助けを得ることで私は強くなれたと感じています」 「気分が落ち込む日は、自分の部屋で横になり、水を飲んで深呼吸する。もし友人と話したければ、友人に電話する。セラピストと話したければ、セラピストに電話する。つらいときには、時間をたっぷり使って、自分をいたわってあげることが大切。うそのように聞こえるかもしれないけれど、本当のことなのです!」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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