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「快眠できる枕」5選をプロに聞いた。肩こりや首の痛みは枕のせいかも

 肩こり、いびき、ストレートネック*、なんとなく枕が合わない……そういった悩みを抱えている方は多いと思います。それらの悩みが枕を変えることによって解決できれば、とても助かりますよね。
睡眠と枕

写真はイメージです(以下同じ)

 でも、自分に合う枕をどう選べばいいのかわからないという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、睡眠環境プランナーの三橋美穂さんに、合う枕の選び方と、おすすめの枕をお聞きしました。 *ストレートネック:スマートフォンやPCが原因で起こる首や肩の痛みやしびれ

悩みは色々あるけれど、枕の選び方は共通!

――睡眠に関するさまざまな悩みがありますが、悩み別の枕の選び方を教えてください。 三橋美穂(以下、三橋)実は、どんな悩みだとしても、枕の選び方は基本的に同じなんです。『頭と首の凹凸にあった枕、隙間を埋める枕を選ぶ』というのが答えですね。その枕で仰向けでいい姿勢がとれるか、横になったときに背骨から頭まで真っすぐか、などをチェックします。  たとえばいびきですと、枕が合わずに喉元が詰まっていびきが出ている可能性があります。気道が確保しやすいといびきも改善しやすくなるので、人それぞれに合う枕を選ぶことはとても重要なことなんですね」
枕 女性

※イメージです

寝具売り場でアドバイザーに相談するのが一番

――なんと! どんな悩みだとしても、選び方は同じというのは意外でした。自分に合った枕を選ぶには、どうすればいいですか。 三橋「枕のアドバイザーなどの、枕に関してアドバイスをくれる人からコンサルを受けて買うのが一番おすすめですね。デパートやショッピングセンターの寝具売り場の枕コーナーにアドバイザーがいることがあります。ショッピングセンターの枕専門店もいいですね。  たとえば新宿の伊勢丹なら各社の枕があり、個室でアドバイスをもらうことができます。正直価格は高くなってしまいますが、自分でリーズナブルな枕を選ぶことは難しいです。たまたま合ったものを選べればいいのですが、枕は見た目だけでは自分に合うかどうかはわからないですからね。  ただ、枕が合わないという場合、首のカーブのフィット具合や高低差、首の長さが自分に合っていないことが多いです。高さの調整シートが入っているなど、高さを調整できる枕を選ぶといいですね。また、選ぶことに迷ったら、低い枕を選ぶほうがいいです。低い枕だとバスタオルなどを下に重ねればいいですが、高い枕を低くすることは難しいですから」
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寝る前のスマホはNG。どうしても使いたい時は……
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