そうしてマイさんは、アプリよりも結婚願望がある人に出会えると思い、結婚相談所に登録しました。

結婚相談所で出会う男性に難色を示す……。
まず、「年収700万円以上30代」という条件で相手を探してもらったのですが、お見合いがなかなか成立せず、断られることも多かったそうです。
男性から申し込まれる場合は年収400万円前後、同年代はほぼおらず10歳以上年上の方もザラだったとか。その事実にガックリきたのか、入会後の1か月は誰とも会わずに時間が過ぎていきました。
「条件を変えましょうと言われて、年収は500万円以上にしました。元カレの年収もそもそも本当に700万円だったか分からないし、そこは私も妥協したんです」
その後、4人の男性にお会いしたそうです。1人は横柄な態度だったのでお断り。2人目は写真より実物の方が良かったそうですが、向こうから断られる。残り2人は、可もなく不可もなくだったため2回目も会ってみることにしました。
「その方も話していて楽しくはないですが、それで断ったら誰もいなくなると思い、会うことにしたんです。正直、2回目のデート前はすごく憂鬱でした。
まず、待ち合わせが駅ビルのレストラン街。案の定お店を決めていないんです。まあ、そこは百歩譲って許します。その後、こちらが気を使って話をふったんです。趣味が映画とあったので、何を見るんですか?と聞きました。そうしたら『あんまり見ない』と言われて会話終了。はぁぁ!? って思わず言いかけましたよ。本当に辛くて虚しくて、即お断りしました」

さらにマイさんの怒りは止まりません。
「もう一人は39歳の方です。お店は探してくれましたけど、人間性がちょっと。『子どもが欲しいから32歳までで相手を探していた』っていきなり言うんですよ。
あとは、太っている女性が嫌みたいで、写真と別人の太っている女性が来たことがあるという文句を延々と聞かされました。女性の私にその文句を言う性格って……結婚相談所に“いい男”っていないんですね」