「妻の手製ハンバーグは不倫の証拠でした」夫に密告した謎の人物
共に暮らすパートナーが、一生懸命にあなたの好物を手作りしてくれたらとても嬉しいですよね。
ですが、もしそれがあなたを喜ばせる事が目的では無かったら…。
今回は、そんなエピソードをご紹介しましょう。
渋谷浩之さん(仮名・39歳・会社員)は、妻のM美さん(32歳・パート)と結婚して3年目になります。
「恋愛期間が3年間あってからの結婚だったので、もうすっかり落ち着いた夫婦というか…もうそんなに会話もないですが、喧嘩にもなりませんね」
そんな平和に暮らしていたある日、妻にある変化が現れました。
「急に僕の大好きなハンバーグを作ってくれたんですよ。M美は基本和食党で、あまり脂っこい料理が好きではなく、めったに洋食なんて作ってくれないんです」
喜んでハンバーグを頬張(ほおば)ってみると…。
「ちょっとパサパサしていて、味付けもぼやけているというか、要するにイマイチだったんですよ」
ふと妻を見ると『ごめんね、ハンバーグって途中で味見できないし難しいね』と申し訳なさそうにしていたそう。
「ですが作ってくれたことが嬉しかったので、食事の後、2人でネット上のハンバーグレシピを見まくって、あーだこうだ言い合いながら研究したんですよ」
“ハンバーグのタネに、マヨネーズを入れるとジューシーになる”“しっかりとこねる事が大事。つなぎのパン粉が少ないと焼いている時に肉汁が出てしまう”“塩味を強めにつける”など改善点を見つけました。
「すると、翌日の夕食にはジューシーなハンバーグが食卓に上がったんですよ。しかもチーズまでのってコッテリしてて本当に美味しかったです」
ハンバーグが上手くできたので、M美さんも上機嫌。浩之さんとの会話も弾んだそう。
「すると、翌日の夕食にはナポリタンを作ってくれたんですよ。またまた僕の大好物なのでホント嬉しくなっちゃって」
ですが、またお味の方はイマイチだったそうで…。
「ナポリタンは、昔バイトしていた喫茶店で作り方を教わった事があったので、僕の好みもあわせてM美にアドバイスをしました」
“ケチャップだけじゃなく、ウスターソースやコンソメも入れジャンクっぽい味にする”“ベーコンより、チョリソーを入れるとパンチがでる”など、浩之さんの意見を取り入れて、またM美さんは美味しいナポリタンが作れるようになりました。
「僕の好物ばかり作ってくれて優しいな、と感動していたのですが…」
さて、何が起こったのでしょう?
めずらしく洋食を作った妻
一緒においしい料理作りに成功
次々と自分の好物を作ってくれた妻
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