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外食で彼氏が1.5人前食べてもワリカン…がめつい彼との別れを決めた発言

彼からのプレゼントは毎回お菓子

 家で彼と食事をするときは、自分の分は少なめに――そんなマイさんを見ている彼なので、外食時の料理の量がマイさんにとって多すぎると感じることに違和感はありません。しかし、マイさんの気持ちとしては複雑なものがあったよう。自分を可愛く見せるための少食アピールが、次第に彼への不満を募らせるきっかけとなってしまったのでした。 「思い返すと、彼からもらうプレゼントって毎回お菓子だったんですよ。私は、彼の好きなブランドの財布とか、彼が欲しがってたちょっといいヘッドフォンを贈ったりしてたんですけど、彼からは毎回、ちょっといいお菓子。  なんかこれも、モヤモヤしましたね。もちろん、プレゼントは金額じゃないですけど、さすがに金額の差が大きすぎるというか……」  彼としては、てっきりマイさんが甘いものが好きだと思い、よかれと思って贈っていたのかもしれません。そもそも、少食のフリをしたことから全ては始まっているような気もしますが。

「あんなに食べたのにまだ食べたかったの?」

 そんなある日のデートでのこと。彼と夕食を食べに行ったレストランで、マイさんは思い切って料理をすべて平らげることにしました。とはいえ、量はいたってふつう。デザートを食べ始めたところで、彼からは「よくそんなに食べられるね」と想定外の発言が……。 「全然多くないし、これくらいみんな食べてるわ! って感じでした。まるで私が大食いかのような言い方で、すごく不愉快でしたね」 森林の回答・例えば彼氏とレストランに行った場合の話 帰宅後、お風呂に入ったマイさんが湯上がりに冷たいものを飲もうと冷蔵庫を開けると、そこにあったはずのプリンがなくなっていたことに気づきます。一緒に食べようと彼が買ってきたもので、一人一個ずつあったはずでしたが……その両方がなくなっていました。 「プリンも別におごりじゃなくて、私の分のお金はちゃんと徴収されたんですよ。それもあって彼に訊いてみたら、『賞味期限ヤバかったから食べといたよ』って有り得ないですよ」  まったく悪びれない彼の、「あんなに食べたのにまだ食べたかったの?」「カロリー計算とかしないの?」という発言に、ついにマイさんの不満は爆発。一気に険悪なムードになり、まもなく別れてしまったのだそう。  その後、悔しい気持ちをダイエットにぶつけ、かなり体重を落とすことに成功。コンプレックスをひとつ手放して、とても楽になったと言うマイさんは、今では新しい恋人の前で食事を楽しめるようになり、お金のこともきちんと話し合えるようになったそうです。 ―わたしの恋とマネー体験談― <文/森田 奈々 イラスト/zzz>
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