シワは減らせる。シワの原因から、本当に効くシワ改善コスメまで
最近、どうもシワが気になっている……でもこればかりは仕方がないと諦めてしまっていませんか?
最近では、シワを改善する美容液が続々と発売されるなど、シワ対策にとても注目が集まっています。今回は、ブームのシワ改善コスメから、最新の美容医療まで、さまざまな対策をまとめてみました。
対策するには、まずはシワの基礎知識が必要です。ひとことで「シワ」といっても、いくつかの種類があって、その原因と予防策も違うのです。
①表皮ジワ…乾燥などでできる細かいシワ
目元や口元など、肌の浅いところにできる細かいシワ。「小ジワ」「ちりめんジワ」と呼ばれることもあります。
乾燥によって、お肌の表面(角層)の水分や皮脂が少なくなって、細かいシワになってしまう状態。放っておくと、大きなシワになってしまうことも。
→対策:化粧水やクリームなどで、とにかく保湿!
②真皮ジワ…紫外線や加齢などでできる深いシワ
ほうれい線や目の下の、くっきりした深いシワ。
大きな原因のひとつは、紫外線です。紫外線を浴びるとお肌は分解酵素をつくり、それがお肌の深い部分(真皮)のコラーゲンやエラスチン(コラーゲンをつなぎ合わせる繊維)を分解=破壊してしまうのです。
また、加齢によってコラーゲンなどが減ることも、真皮ジワにつながります。
→対策:常に、UVクリームなどで、紫外線を浴びないように!
シワ改善の有効成分の入ったコスメを使ってみる。
③表情ジワ…表情が肌のクセになってできるシワ
笑ったり怒ったり…によって、表情筋に折り目がついてできるシワ。目尻の笑いジワや、おでこ、眉間のシワなど。
若いうちは、折り目がついても元に戻りますが、加齢や紫外線で弾力がなくなった肌は、折り目が元に戻らずシワとして定着してしまいます。
→対策:基本は①②と同じです。シワを気にして笑顔を失ったりしたら魅力半減ですからね。
もちろん、保湿やUVケアだけでなく、食べ物も大切なシワ対策。体内でコラーゲンやエラスチンを生成するには、たんぱく質やビタミン類をちゃんと食べることも必須です。
シワを改善する医薬部外品として認証された美容液が2017年に発売されたことから、多くのメーカーがシワ改善コスメを発売しています。
現在、「シワを改善する」という効果が厚生労働省に承認されている有効成分は、①ニールワン ②レチノール ③ナイアシンアミド(リンクルナイアシン)の3つだけです。本気でシワを改善したいなら、3つのどれかが配合されたコスメを選ぶべきでしょう。
※説明は、各商品の公式サイトから一部引用しています。
①有効成分「ニールワン」
●「リンクルショット メディカル セラム」(医薬部外品、ポーラ)
2017年1月に、シワを改善する医薬部外品として、日本で初めて承認された美容液「リンクルショット メディカル セラム」を発売したポーラ。これは大ヒットして、ブームの火付け役となりました。<20g、14,850円(税込)>
紫外線や表情によって肌がダメージを受けると、「好中球エラスターゼ」なる酵素が出現して、コラーゲンなどを破壊する…というメカニズムを、ポーラが世界で初めて発見。同社はその酵素の働きを抑える、医薬部外品有効成分「ニールワン」を開発し、厚生労働省に初めて承認されたのです。
「ニールワン」を配合した製品は世界中で「リンクルショット」だけ。お肌の深いところ(真皮)まで浸透して、深いシワを改善してくれるそうです。
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