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人気ヒーロー俳優の極貧時代。12歳上の妻と子供たちを食べさせられなかった

 いまやスーパーヒーロー役として欠かせない存在になっているジェイソン・モモア(41)。私生活では、8歳のときに一目惚れした12歳年上の妻や子供たちと幸せな家庭を築いている。公私ともに順風満帆に見えるジェイソンだが、実は出世作である『ゲーム・オブ・スローンズ』出演後は仕事がもらえず、家族をろくに食べさせることが出来ないほど困窮していたという。

人気ドラマに出演し、有名にはなったものの……

 2011年から2019年にかけて米ケーブルテレビHBOで放送されたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。ファンタジー小説シリーズを原作とした同作はアメリカをはじめ各国で放送され、世界を熱狂の渦に巻き込んだ。日本でもハマる人が続出し、海外ドラマ史上最高傑作とも評されている。  そんな超大作ドラマの初期シーズンに出演したことをきっかけに、その名が知られるようになったジェイソン。同作では、長年王国を統治していた名家の長女と結婚する遊牧民ドスラクの族長カール・ドロゴを演じた。カール・ドロゴは重要なキャラクターではあったものの、シリーズ開始から間もない第一シーズンで殺害されてしまうという役どころだった。  登場した期間は2011~2012年と短かったものの、視聴者に強烈なインパクトを与えて有名になった。けれども、このドラマ出演後には経済難に陥ってしまったという。ジェイソンが出演していた時代は、このドラマがまだ本格的にブームになっておらず、ギャラもそこまで高くなかったこと。そして、強くて物静かというカール・ドロゴのイメージが強くなりすぎて、仕事のオファーがこなくなってしまったそうだ。

借金だらけの生活が一変、超売れっ子に

 ジェイソンはハワイのホノルルで生まれ。モデルとして活動する一方、TVドラマシリーズ『ベイウォッチ』への出演をきっかけに俳優デビューした。前述した通り、2011年から始まったメガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で名前は売れたものの、その後の生活は大変な状況だったと語る。  妻リサ・ボネットとの間に13歳と11歳の娘を持つジェイソンは、ファッション誌『インスタイル』にこう明かす。
ジェイソン・モモア

ジェイソン・モモア(右)と妻のリサ・ボネット

「『ゲーム・オブ・スローンズ』の後は、一家でお腹を空かせる状況になっていた」 「仕事がもらえなくてね。子どもがいるというのに借金だらけというのは、すごくつらいことだ」  しかし、そんなジェイソンに転機が訪れる。2016年より、米アメコミ映画のなかでも絶大な人気を誇るスーパーヒーローのアクアマン役を演じ、すっかりおなじみの存在に。
 いまでは超売れっ子俳優になったジェイソンは、アメコミ映画以外でもひっぱりだこ。日本でも近日公開が予定されている話題のSF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演し、さらにファミリー向け映画『フロスティ・ザ・スノーマン』で、主人公の雪だるまの声優にも挑戦することになっている。一時は仕事がもらえなかったジェイソンだが、いまでは2024年までスケジュールがぎっしり詰まっているという。もうこれで、妻や子供たちに苦労をかける心配もなくなり、本人もさぞホットしていることだろう。  ちなみに、12歳年上の妻リサは、ジェイソンが8歳のときに一目惚れした女性。女優だったリサをテレビで見て、「必ず自分のものにする」と心に誓い、ずっと想い続けたという。その間リサは、大物歌手レニー・クラヴィッツと結婚し、娘ゾーイ・クラヴィッツを出産したが、その後夫婦は離婚。そして2005年、ジェイソンはついにリサと対面。そこから恋に落ち、長い間愛を育みながら2人の子供を授かり、2017年に正式に結婚した。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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