『恋あた』共演3度目の森七菜&仲野太賀の相性にほっこり
動きが先行する森七菜と仲野太賀の恋
“動きが先行する”といえば、樹木に徐々に惹かれていく新谷もそうだろう。いつもは冷静に物事を見ているようなキャラクターだけど、「ここぞ」というときに思ってもみない大胆な行動に出てみせる。 第1話では「どうせ私なんか…」なスイッチが入った樹木に対して、壁ドンからの「“どうせ私なんか”スイッチが入ったらまた言って。俺が再起動してあげるから」と一気に詰め寄り、第4話ではついにキスをしてしまった。なんとも油断できない、絶妙なタイミングで不意をつく男である。
3度共演した森と仲野の真骨頂
ティファニーとゼクシィがコラボしたこのショートフィルムでは、森と仲野が恋人役を演じ、ほとんどセリフのないやりとりのなかで緊密な関係性を見事に表出している。『恋あた』では3度目の共演で醸成された空気感が、樹木と新谷の付かず離れずの距離感に説得力を付与しているのだろう。 そして本作で彼らのような“動”の突飛さに相対するのが、“静”の演技が光る中村倫也と石橋静河だ。 第4話までは要所で新谷の存在感が浮き彫りになる展開だったが、きっとここから浅羽社長の快進撃が始まるに違いない。主要キャラ4人のなかでここまで唯一感情が透けてこない役柄なだけに、どういった方向にも転がりうるだろう。 『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ)などでも見せた破壊力の強すぎるツンデレや王子様的アプローチを、本作後半ではぜひ期待したいところである。 <文/原航平>仲野太賀&森七菜主演『TIFFANY BLUE』
— ゼクシィ (@zexy_news) October 30, 2019
近距離恋愛のカップルの結婚までをリアルに描くショートフィルム。
ティファニーブルーが生み出す特別な瞬間とともに永遠の愛を誓う、
感動と共感を呼ぶラブストーリー。
#ティファニーブルー
主演ふたりからのメッセージはこちら
原航平
ライター/編集者。1995年生まれ。『リアルサウンド』『クイック・ジャパン』などで、映画やドラマ、YouTubeの記事を執筆。カルチャー記録のブログ「縞馬は青い」を運営。Twitter:@shimauma_aoi
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