♂&♀

初体験のトラウマで、男性の下心を感じると怖くてたまりません|性活相談

あなたは悪くないから、自分を責めないで

 にゃむこさんだけではなく、傷つけられていい人なんていません。でも現実では、誰かが誰かを傷つけています。それはお互いが意志と感情と欲望を持つ人間だからです。人と人が接すれば何かしらの摩擦を生みますが、傷ついていい人なんて一人もいないということが大原則、大前提です。 あなたは悪くないから、自分を責めないで にゃむこさんに言いたいのは、にゃむこさんは、今もこれからも、何があっても、自分を責めたり否定したりしないでくださいということです。だってにゃむこさんは悪くないんだから。  にゃむこさんは、自分が悪くないこと、自分が大切にされるべき存在であること、性欲そのものが悪ではないことを改めて知っていてください。その上で、前進するために体へのアプローチの話に移ります。

自分の体の決定権は、自分が持っている

「恐怖が勝ってしまい、拒絶を繰り返ししまいには会うことすら嫌になってしまう」と書かれていますが、これを分解していきます。  恐怖が勝ってしまうのは、体が危険を予測し防衛本能を働かせているからです。なので、危険ではないと体に教えていくことが必要です。具体的には、性的要素の少ない部分(手先、頭、背中)に触れてもらったり、性的要素の弱い触れ方(トントンする、よしよしする、抱きしめる、添い寝する)を繰り返してみてください。 自分の体の決定権は、自分が持っている この時に大切なのは、行為を進めるのも止めるのも、にゃむこさんであることです。決定権を手放さないでいられる状況でしてください。体が安心安全を感じていくには、望むことをしていく以上に、望まないことや不快な思いをしたときに拒否することが出来るんだと確信していることが必要不可欠です。にゃむこさんの体の決定権はにゃむこさんにあるのだと、体に伝えていくことが大切です。  拒絶を繰り返していいのです。それは、にゃむこさんが持っている当然の権利を行使しているだけです。恐怖が勝らなくなったら自然と拒絶しなくなります。恐怖と拒絶はセットです。
次のページ 
焦らずゆっくり進んでいけばいい
1
2
3
4
5
6
Cxense Recommend widget
イケるSEX

女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化!
経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc.

あなたにおすすめ