『鬼滅の刃』は何位?「実写化してほしくないアニメ」ランキング。エヴァは4位
アニメ映画『鬼滅の刃』無限列車編は、歴代日本映画の興行収入1位の『千と千尋の神隠し』を超える勢い。
「鬼滅の刃まだ見てないの?」など作品を押し付ける行為を指す“キメハラ(鬼滅の刃ハラスメント)”という言葉が誕生したり、「鬼滅の禰豆子がくわえている」という理由で竹筒入りのプリンが急激に売れ始めるなど、社会現象になっています。
今ノリにノっている作品なだけに、“実写化されるのでは?”と連日ネット上では実写化キャスト予想合戦が繰り広げられている一方で、“実写化は嫌!”と訴えるファンが多いのも事実。
たしかに『約束のネバーランド』『映像研には手を出すな!』『耳をすませば』など、ここ数年、人気アニメの実写映像化が相次いでいます。アニメ作品が人気が上昇すると、実写化が期待されてキャスト予想合戦が行われる一方、「絶対に実写化してほしくない!」という声もよく見かけますね。
そこで女子SPA!では、30歳から49歳までの女性200人を対象に、名作アニメのうち「実写ドラマ・映画化はしないでほしい」「絶対にやめて!」という作品を聞いてみました(※)。
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Q.実写化してほしくないアニメは?
(30歳から49歳までの女性200人、複数回答)
同率20位 HUNTER×HUNTER 9%
同率20位 黒子のバスケ 9%
同率18位 NARUTO -ナルト- 9.5%
同率18位 おそ松さん 9.5%
17位 コードギアス反逆のルルーシュ 10.5%
16位 夏目友人帳 11.5%
15位 犬夜叉 12%
14位 SLAM DUNK 14%
13位 幽☆遊☆白書 15%
12位 カードキャプターさくら 16%
11位 うる星やつら 17%
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20位には『黒子のバスケ』がランクイン。2009年から2014年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、2012年から2015年にかけてアニメが放送されました。『黒子のバスケ」は高校のバスケ部を舞台に、天才バスケ少年たちが様々な必殺技や特殊能力を活かして日本一を目指す、“少年ジャンプ”らしさ満載の青春物語。チームメイトやライバルたちとの熱い関係性も人気で、男性人気が高いと思いきや、女性からの支持も高いのです。
2015年には、かの名門校・灘高校の現役生たちがアニメのオープニングを実写化した映像が公開され、「偏差値の無駄遣いwwwww」とも話題になりました。また舞台化もされ、2019年春に完結しています。
個人の範囲での実写化や2.5次元を楽しむのはよくても、ドラマ・映画としての実写化となると抵抗を感じる人もいるのかもしれませんね。
14位には『黒子のバスケ』に続き、同じく週刊少年ジャンプで絶大的な人気を誇った『SLAM DUNK』がランクイン。1990年から1996年にかけて連載され、1993年から1996年にアニメ版が放送されていました。
スポーツ漫画の金字塔とも言われている本作は、「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」「まだあわてるような時間じゃない」といった数々の名言を残したことは言わずもがな。
連載が終了してから何十年も経つにもかかわらず、定期的に「実写化するなら誰?」といった配役予想合戦が行われています。実写化を期待する声もある一方で、伝説化している漫画だからこそ実写化を拒むファンも多い様子。
12位には『カードキャプターさくら』がランクイン。少女漫画雑誌なかよしで1996年から2000年まで連載され、1998年から2000年にかけてアニメ版が放送された作品です。小学生から大人まで幅広い人気を博し、様々なグッズも誕生しています。
『カードキャプターさくら』は、父親の書庫から放たれてしまった、この世に災いをもたらす「クロウカード」を、小学4年生の主人公・桜が「カードキャプター」として取り返すために奮闘する物語。
物語の中心キャラクターたちの設定年齢が小学4年生と幼いため、実写化するにあたり、作品の世界観を保てる同年代の子役を配役するのが難しそうですよね。また、CGでしか再現できない“ケロちゃん”ことケルベロスという可愛いキャラクターも登場するため、こういったファンタジックな作品はアニメで留まってほしいと思うのがファンの心境なのかもしれません。
続いては10位~4位の発表です。
